消費税率が平成31年(2019年)10月1日に8%から10%に増税されることが発表されましたね。
平成31年と記載しましたが正確には新しい元号に2019年5月1日から変わっていますので、平成ではないのですが、その話は「新しい元号の記事」に任すとして、消費税が10%に増税されることで大きな買い物である「車」の購入時期が、どのタイミングがベストなのか調べてみました。「本ページはプロモーションが含まれています」
また愛車の売却予想金額や下取りの金額がどのくらいになるのか?調べられる「無料査定サービス」がいくつも存在していますが、私も以前に愛車がどの程度なのか気になって、無料査定申し込みをしたのですが、なんとなんと、たくさんの会社から電話が入ってきて応対するのに困ったことがありました。
この記事を書くにあたって、現状の査定サービスを調べてみたところ、最新の無料査定サービスはその辺の改善がされていましたね。中には元SMAPの森くんをイメージキャラクターに採用していた「無料査定サービス」もありましたね。
以下の記事でも触れていますが、情報収集と資金繰り計画のために活用してみてください。
なんと言っても無料ですから。そして1回だけの登録で何百社からの中から一番高い査定とか、安い査定とか分かりますから便利ですよ、すごく。
世の中、進むんだなぁ~って思いました。^^
Contents
消費税率10%で得をする人と損する人とは?
内閣総理大臣安倍晋三さんがついに宣言した「消費税率10%」への増税ですが増税に時期は2019年10月1日からと決定しました。
消費税については5%から8%に増税したときと同じような社会現象や、トラブルが続発するかも知れないことを覚悟しておかなければなりません。
消費税増税前に駆け込み需要による大変な新車購入(販売)ブームで、どのメーカーのショールームも顧客で沸き返る活況を見せた自動車販売業界でしたが、増税後には逆に買い控えの風潮が浸透して景気を冷え込ませてしまったことは、人々の記憶に新しい出来事でした。
それほど社会景気に大きな影響を与えてしまう、2019年の消費税率10%への増税ですが、この消費税の増税がデメリット(損)になる人が当たり前の中で、増税がメリットになる人たちも存在しているのですよね。
ほとんどの人は「損」のほうに入るわけですが損というか、出費が大きく嵩(かさ)んでしまう立場を損する人と定義するとして、「得」する人は出費が少なくなってくる、もしくは実質収入が増える立場の人のことになります。
この「得」する人たちのことを調べてみました。
消費税が10%に増税されて「得」する人がいるとは、以外だと思われるかも知れませんが、本当に「得」する人たちが存在しているのですが、もちろん軽減税率の話ではありません。
実は消費税増税で「得」する人というのは、新しく会社を設立したり、事業を立ち上げたりする個人事業主の方たちになりますね。この人たちが本当に得する人たちなのです。
1年決算の会社であれば、通常は最初の2年間は消費税を申告納付する義務は無いのですね。
消費税が増税されることで、受け取った消費税は2年間納付する義務が無いので、8%の受け取りが2%分余計に収入になるということなのですね。
個人事業主の場合も同じで、基準期間という1月1日から6月30日までの期間の支払い給与や売り上げが、
1000万円以下であれば消費税を申告納付する義務がありませんので、まるまる収益にすることができるのです。
なので仕入れに大きなお金がかからない(消費税の支払いが少ない)事業で、半年の売り上げと支払い給与の額が1000万円以下に収まる人は、増税が収入増につながるということですね。
独立や開業など起業を計画している人にとっては、2019年10月1日からの消費税率10%増税はありがたいご褒美となるようですね。
消費税10%に合わせた車の買い換え、購入時期は?
この記事をお読みいただいている方たちは、消費税増税で「得」する側では無く、「損」する立場の人が
ほとんどだと推察いたしますが、消費税率が10%に上がってしまうことは、一般家計にとってとても大きな負担になりそうです。
その中でも特に大きな金額となる自家用車の売却・下取りや、買い換えなどの新規購入の時期は、いつが
ベストタイミングなのか?
少しでも「損」を免れてなるだけ多くの「得」を得るための行動タイミングは、いつがベストなのかまとめてみました。
単純に考えれば増税前の9月30日までに購入した方が、2%分は安上がりになって「得」と言うことなのですが、はたしてそれでいいのでしょうか?
この答えは、考え方は良いが行動のタイミングが落とし穴、ということでしょうか。
たしかに増税前の購入だと2%分の得になるのですが、9月30日や9月末近辺は購入や買い換えは「損」です。
この時期だと増税後に購入するのと変わりは無いと言うことですね。
それというのも車の契約日が課税対象日とはならずに、陸運局での新車登録(中古でも同じ)が認可されて、車検証とナンバープレートが交付された日が、車が自分の所有になるわけですので、この日が9月30日までじゃないと10%の増税後の消費税率適用となってしまうのです。
要するに購入することを決めたら、カーディーラーや販売代理店などの販売会社との間で、契約条件に加えるなどして、しっかり確約をとっておく必要がありますね。
でないとあやふやな対応でごまかされることもあり得ますし、ディーラーや販売店のノルマ達成状況によっては、次月の販売実績に繰り越すために、あえて間に合わせないようにすることも考えられますので。
さらに追い打ちをかけるようですが、メーカーの人気車種を購入しようと検討している人は、もっと早めの行動が必要になるでしょう。
前回の消費税率8%への増税時には駆け込み需要で一気に注文が殺到して、3ヶ月待ち・4ヶ月待ちといった恐ろしく納期の遅い契約で、泣く泣く諦めざるを得なかった人たちもいましたからね。
メーカーも新型モデルをいつ投入するのか、ベストタイミングを計ると思いますが、気になるモデルがあるのなら今から情報収集に励んでも遅くはないでしょう。
ベストタイミングの購入時期・買い換え時期はいつ?
情報収集には今からすぐ行動を起こすとして、ではベストタイミングでの購入時期をいつに定めておくと良いのか、その点をお伝えします。
一般的に考えるとボーナスの時期や決算の時期に安く買えそう、というイメージがあると思いますが、これはダメですね。メーカー・販売ディーラーのキャンペーンに惑わされています。
メーカー・販売ディーラーなどの売る側にとって、売りやすい時期であり成約させやすい時期なので、ここで薄利に甘んじることはありません。きっちりと利益確保ができる商機なのですからね。
購入する側にも「特売」「大幅値下げ」「換金セール」などのイメージ戦略に惑わされて、ボーナスの時期や期末の決算時期には「安いのだ」と頭の中にしっかり刷り込みされていますし。
ということで、ベストタイミングを探すとしたら、メーカー・販売ディーラーなど売る側にとって、「一番売れない時期がベストタイミングでの購入時期」だと言うことになるわけです。
今回のケースではその売れない時期はいつなのかと言えば、みんなが行動を起こし売れ始めるもっと前、
具体的には販売ディーラーで商談がスタートし始める、2ヶ月か3ヶ月前が、ベストですね。
つまり駆け込みを狙って納期まで理解している購入予定者が、6月後半から7月のボーナス商戦(2ヶ月前~3ヶ月前)に商談を開始するとして、その2ヶ月から3ヶ月前の「4月から5月」がベストタイミングでの購入時期となるわけです。
4月は3月決算の駆け込みセールスの後で、手玉も無く営業部隊も気が抜けている時期ですので、商談があれば御の字で飛びついてくることでしょう。
また今年であれば中間決算期を済ませた10月から11月も、同じ理由でベストタイミングとなります。
ご自分の車が年度が2019年に替わることで、どれだけ値段落ちするのかを考慮に入れて、今年のボーナス時期前か来年の4月から5月のどちらかを狙えば失敗はしないでしょう。
特に下取り車を保有している人は、今のうちからなるだけ多くの無料査定サービスを使って、自分の車の評価額を把握した上で購入資金計画を立て、家計にムリのない返済金額におさえる必要がありますよね。
無料査定で自分の車の評価額が分かっていれば、販売店との下取り交渉や値引き交渉も、優位に進めることが可能になりますので、前もって自分の車の現状価値や人気度を調べておきましょう。
メーカー・車種・グレード・ボデーカラーの違いでだけで、驚くほどの人気差が存在しており、大きな金額差を生じることがよくありますので、中古車需要の高まる時期の調査も併せてやっておいた方が良いでしょう。
また購入するときも、よほどのこだわりがなければ、中古車として売却したり下取りするときの人気度に合わせて、グレードやカラーを選ぶべきですよ。
長い目で見れば購入の時の差額以上に、下取りや売却時の車の値段に大きな金額差が生じてしまうものですから。
ちなみに今乗ってる車を同じメーカーの車に買い換えるときに、ついついそのまま下取りにしてしまいがちですが、ハッキリ言ってこれは「損」です。
下取り価格の査定はしてもらっても、絶対に他で売却してその売却代金を頭金に回したほうが、「得」。
もっと言えばウエルカムローンとして、2%未満の低金利キャンペーンで購入できる車の場合は、売却代金を頭金に全額つぎ込まずに、いくらか手元の余裕資金として確保しつつ、超低金利ローンの恩恵を余すところなく受け取るという資金繰り計画も、家計にとっては大助かりとなりますよね。
ネットの反応
出典:twitter
まとめ
車の購入にマイカーローンなどの融資を受ける場合は、融資金利にも注意しなければなりません。
いくら車の購入時期をタイミング良く行動して、数万円から十数万円(よほどの高級車)の「得」をしても金利・手数料に無頓着だと、たちどころに「得」した分が吹っ飛んでしまいます。
銀行やクレジットカード会社のマイカーローン以外にも、クレジット会社(信販会社)のオートローンや
フリーローンといった金融商品が、いたるところでたくさん出回っています。
これらの金融商品の中から選択するときは、金利手数料の表記に気をつけて、実質金利(実質年率)という年間利率に置き換えた金利で比較検討してくださいね。「アドオン」という利率は実質年率に比べて
高くなってしまうので注意して検討なされてください。
それに下取りがある場合などは、購入値引きと下取りの金額上乗せの兼ね合いや、オプション品の無償化を引き出すなどでの「実質値引き」の「損得計算」をしなければなりません。
言えることは目先の「得」そうなものに振り回されること無く、しっかりと実質的な「得」を得られるよう計算して行動に踏み切ってくださいね。
■関連記事
この記事へのコメントはありません。