将棋界最多の29連勝を達成した最年少プロ、藤井聡太六段が8日、第68期王将戦1次予選2回戦で、師匠の杉本昌隆七段と公式戦初対戦しました。
将棋界では師匠対決というのは珍しくないそうですが、今回は注目の一戦。
藤井六段は今やすっかり有名人ですが、一方、師匠の杉本昌隆七段とはどんな方なんでしょうか。
杉本七段の学歴や経歴は?
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(速報)#藤井聡太六段、師匠と視線を合わせず…公式戦初「師弟」対決スタート 恩返し14連勝なるか – 産経ニュース https://t.co/WUIBHconf8 @SankeiNews_WESTさんから #藤井聡太 #杉本昌隆 #将棋 #王将戦 pic.twitter.com/BZhN9ik56h
— 産経ニュースWEST (@SankeiNews_WEST) March 8, 2018
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杉本昌隆七段の学歴は?
日本将棋連盟の公式サイトによると、杉本昌隆七段は名古屋市出身の49歳。
21歳で四段に昇格するなど、将棋の昇段歴などは詳細に書かれています。
しかし学歴の記載はありません。
「ウィキペディア」やネット情報を探しても、杉本昌隆氏の棋士としての経歴はふんだんに紹介されていますが、なぜか学歴については書かれていません。
どうしてなのでしょうか。
なぜ棋士の学歴は公表されてないの?
杉本昌隆七段に限らず、多くのプロ棋士の経歴には学歴欄がありません。
これは、プロ棋士にとって「学歴」が全く重要ではないからです。
プロ棋士への道は非常に狭く超難関といわれます。
プロになるには、幼い頃から傑出した才能が周囲に認められ、小中学生のころには「奨励会」というプロ養成組織に入る必要があります。
そうした一握りのエリートでさえも、毎日将棋一筋に精進しないと将棋だけで生活できるトッププロにはなれません。
とても受験勉強どころではなく、また「○○大卒」といった肩書自体に意味がないわけです。
このためプロ棋士には中卒、高卒といった方が多く、国民栄誉賞の羽生善治二冠でさえ通信制高校卒なのだそうです。
杉本昌隆七段の経歴も、こうした理由から将棋歴中心なのでしょう。
杉本昌隆七段への反応まとめ
出典:Twitter
まとめ
天才的な頭脳同士で戦うプロ棋士の世界は、各スポーツのトップアスリートと似ています。
プロスポーツ選手と同じく、棋士も「試合に勝つ」ことこそが究極の目標。
プロ棋士は「頭が凄く良い」という連想から「高学歴なのでは?」とつい考えがちですが、それは一面的な価値観のようです。
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