大晦日の格闘技をテレビ生中継で観戦できる注目の対戦カードは？

大晦日の格闘技をテレビ生中継で観戦できる注目の対戦カードは？

大晦日の過ごし方と言えば、格闘技をテレビで観ながら対戦カードの勝敗予想や、選手たちの因縁エピソードなどに興味をかき立てられつつ、勝負の行方を家族やカップルで楽しむ人が多いのでは無いでしょうか？

平成最後の年となる2018年も残すところ、あとわずかとなってしまいましたが、今から「年末年始の冬休みをどう過ごそうかな～？」などと楽しみにしている人も多いのでは？
そんな楽しみのメインイベントとも言えるのが、年末恒例の大晦日を飾る格闘技イベントですよね？

毎年のように格闘技の猛者たちが熱い闘いを繰り広げる試合展開は、観戦している私たちをワクワクさせてくれるわけですが、果たして今年はどんな戦いを見せてくれるのでしょうか？

2018年大晦日に開催される格闘技イベントは？

2018年を締めくくる最後の大晦日に開催される格闘技のビッグイベントが、さいたまスーパーアリーナで催される「RIZIN FIGHTING　FEDERATION」(通称RIZIN)ですね。

平成最後の格闘技番組として観戦できるこのビッグイベントは、「RIZIN.14」と銘打って開催される注目度が非常に高い、世界も注目している格闘技イベントです。
公式サイトによれば「RIZIN.14 NEW YEARS EVE THE LAST OF HEISEI」となっており、平成最後の新年前夜（大晦日）のRIZUN.14開催とのこと。

地上波のテレビ中継は、連年通りだとフジテレビ系列で放送されることになりそうです。
いつも18：30～23：45の時間帯で放送されていますので今年も同じように、中継を交えながらの番組が組まれるでしょう。

RIZINの全試合を観戦するには、ネット配信サービスでは「GYAO」の買い切り視聴契約か「スカパー!」の買い切り視聴契約がおすすめですね。

今のところスカパーでの完全生中継(15:00～)は確定しておりますが、GYAOでは選手紹介での煽りVTRなど、対戦カードごとの見逃せない因縁や過去の対決などはカットされるため完全に、しかも後からも視聴できるスカパー!を契約しておくと良いでしょう。

特にGYAOは当日の18時までしか購入できないので要注意です。

テレビ生中継で観戦できる注目の対戦カードは？

平成最後のRIZIN。改号前最後の大会というだけでも注目されますが、中でも以下の3試合の対戦カードは目が離せない好試合となりそうですね。

■女子スーパーアトム級タイトルマッチ
＜浅倉カンナ　vs 浜崎朱加(あやか)＞ 5分3R
RIZIN.14で新設されたタイトルマッチ、女子スーパーアトム級の初代王座をかけて浅倉カンナと浜崎朱加が闘います。

浜崎朱加は2015年10月にアメリカ女子MMA団体のInvictaアトム級王座に挑戦し、見事判定勝ちでエリカ・チブリシオに勝利して日本人初の世界王者に輝きました。
その後、2度の王座防衛に成功した浜崎は、2017年にタイトルを返上して2018年5月から闘いの場をRIZINに移している実力者ですね。

昨年のスーパーアトム級トーナメントを制した21歳の浅倉カンナが、2016年のRIZINデビューで苦戦し惜敗した、ジョシュ・バーネットの愛弟子であるアリーシャ・ガルシアに、浜崎朱加は2018年5月のRIZINデビュー戦で判定ながら勝利していますので、浅倉カンナにとっては手強い相手となりそうです。

朝倉カンナがRENAを退けた勢いそのままに、36歳のベテラン強豪である浜崎朱加との決戦に挑み、初代スーパーアトム級女王の座を狙いますが、果たしてどちらが初代王者として、決戦を制するのか？
これは見逃せない試合となりそうですね。

■宮田和幸引退試合&山本”KID”徳郁メモリアルマッチ
＜宮田和幸 vs 山本アーセン＞ 5分3R
シドニー五輪のレスリング日本代表という実績と、レスリングで鍛え上げ「ヘラクレス」の異名でよばれる事になった筋肉に覆われた肉体美をひっさげて、2004年11月の総合格闘技デビューを果たしてから、数々の激戦を広げてきた宮田和幸の引退試合が、かつて「秒殺」で敗れた山本”KID”徳郁の追悼のメモリアルマッチとして組まれました。

対戦相手は宮田和幸を秒殺した因縁の相手、山本”KID”徳郁の甥っ子であり、同じRIZINのリングに上がった山本美憂を母に持つ、山本アーセン。

宮田和幸を叔父と同じように秒殺して有終の美を飾れるか、叔父であるキッドの遺志を受け継いで、山本アーセンが熱戦を制することで、天国の叔父へ追悼の勝利を捧げることができるのか、注目が集まります。

引退試合に因縁のある山本アーセンを選んだ宮田和幸は、闘いの魂を神の子kidの甥っこ、アーセンに託すことができるのか？

現役最後の試合を平成最後の大晦日に設定して、現役生活を締めくくることに。

■スペシャルチャレンジバウト
＜フロイド・メイウェザー vs 那須川天心＞ルールの詳細未定
11月5日に記者会見で衝撃発表がされたあと、メイウエザー側のゴタゴタがあり対戦の実現が危ぶまれていた、全世界注目の好カードだったわけですが、なんとかメイウエザー側との話し合いがもたれ、アメリカから帰国した榊原信行RIZIN実行委員長による緊急記者会見で、誤解は解かれて予定通り対戦が行われることが確認できました。

ルールの詳細は未発表ながら、平成最後の日本国内での格闘技をきれいに締めくくることができそうな、最高のカードを実現できて本当に良かったですね。

現時点で確定的なのは
公式戦では無く、エキジビションとしての対戦であること。
ただしスパーリングでは無くヘッドギア無しで、全力でKOを目指す試合となる。
キックなしのパンチだけで闘うスペシャルスタンディングルールとする。
試合は3分3ラウンド制でKOあり。決着が付かなければドローとなるが、その後に1Rの
エキストララウンドを行うかは未確定。
メイウエザーのキャリアには一切残らず、戦歴にはカウントしない。
との取り決めのようですね。

20歳の天才児・那須川天心が、プロボクシング世界5階級制覇というビッグネームのフロイド・メイウエザーに挑みます。

メイウェザー有利という声が多い下馬評を、天才児・那須川天心がどうやって覆すか、格闘技ファンのハートを熱くさせる好試合を期待したいものです。