「教誨師」
なんと読むかわかりますか?
きょうかいし と読むんです。
なかなか耳にする事のない「教誨師」
実は教誨師という職業があるそうなんです。
何故今、教誨師が注目されているかと言うと・・・
2月21日に亡くなった俳優、大杉漣さん(享年66歳)の最後の主演映画が「教誨師」なんです。
この映画は10月公開なので気になるところですが、今回はこの「教誨師」という仕事について、教誨の意味やお給料など調べてみました。
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Contents
教誨師とは?どういう意味?
大杉漣さんの最後の主演映画「教誨師」の内容はというと、大杉漣さん演じる教誨師が、6人の死刑囚と対話する物語となっているようで、大杉漣さんはエグゼクティブ・プロデューサーとして配役や脚本などにも関わったようです。
まず、その教誨という言葉の意味なんですが、ウィキペディア(Wikipedia)などで調べると
矯正施設において収容者・受刑者の徳性の育成や精神的救済を目的として行われる活動である。
教誨を行う者のことを教誨師(きょうかいし)という。教戒とも表記する。
少しわかりやすく言うと、拘置された受刑者と唯一面接できる民間人が教誨師だそうです。
面接を望む受刑者と対話して、時に悔悟を促し、教え導く役割を負っています。
さらに、面接をした死刑囚の刑の執行にも立ち会う任務もあるようなんです。
実際に教誨師の経験を持つ方が体験談の本を出されたりもしています。
凄く大変な職業なんですね。
始めて教誨師という仕事の意味を知りました。
教誨師のお給料はどれくらい?
教誨師という仕事が過酷な仕事だという意味はわかりましたが、教誨師って、お給料はどれくらいなんでしょうか。
その前に、刑務所などの施設で働く他の仕事のお給料についても調べてみました。
刑務官(刑務所や拘置所を管理する職業)ですが、初任給で約20万ほどのようです。
看護師も刑務所にいますが、こちらも普通の大病院勤務とそれほど変わらないようで、基本給2,30万、年収も3,400万ぐらいが相場のようです。
法務教官(少年院で少年たちの教育や生活指導を行う仕事)は、初任給22万ぐらいとのこと。
こうやって色々見てみると、一般的な給料という印象ですね。
ところで、肝心の教誨師のお給料は・・・
無報酬、いわゆるボランティアだそうです。
牧師や僧侶など宗教家がその役割を担うそうなんです。
ネットの反応
出典:twitter
ネットの反応からも、大杉漣さんが偉大な役者さんだったことがわかりますね。
主役としても脇役としても、本当に存在感のある演技で素敵でした。
まとめ
教誨師という仕事、初めて知りました。大変なお仕事ですね。
受刑者の話を聞くだけでも、精神的にも大変な仕事なのに、死刑執行にも立ち会うんですね。
教誨師という仕事の内容や意味がわかりました。
そして、そんな大変な仕事の給料が無報酬というのもびっくりしましたね。
なかなか聞きなれない仕事ですが、大杉漣さんの作品としてみる事ができますので、是非みてみたいと思います。
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