ボクシング・ミドル級世界主要3団体王者ゲンナジー・ゴロフキン選手の5月5日(日本時間5月6日)の試合相手が、米国のバネス・マーティロスヤン選手に決まりました。
気になるマーティロスヤン選手の戦績は?強さはどのくらいなのでしょうか。
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ゴロフキン選手の相手がマーティロスヤン選手に決定!
現在ボクシング界で「最強」ともいわれるゴロフキン選手。防衛戦の毎試合が世界で注視されています。
当初、5月5日は、前回対戦で引き分けた因縁の相手、「カネロ」アルバレス選手と再戦する予定でした。
ところがカネロ選手のドーピング違反が発覚し急きょ中止に。
カネロ選手は6カ月の資格停止処分となり、代替の対戦相手が注目されていました。
団体推薦されながら辞退する選手などもいて相手選びは難航。「中止になるのでは?」との見方も出ていましたが、最終的にマーティロスヤン選手に白羽の矢が立ったようです。
ゴロフキン選手もここ2試合KO勝ちできず、衰えを指摘する声も。
先日WBA王座を防衛した村田諒太選手が年内に挑戦する可能性もあり、ゴロフキン選手の真の調子が試される一戦となりそうです。
では相手のマーティロスヤン選手の戦績や強さはどうなのでしょうか。
It's Time for my story in Boxing!! GGG vs VNM pic.twitter.com/AYpgpOyUOt
— Vanes Martirosyan (@VanesBoxing) April 18, 2018
マーティロスヤン選手の戦績と強さとは?
マーティロスヤン選手はアルメニア生まれですが、幼いときに家族で米国に移住。現在31歳です。
アマ時代はアテネ五輪にも出場しました。
ボクシングはオーソドックススタイル。2005年プロデビューし、戦績は40戦36勝(21KO)3敗1分です。
獲得タイトルはWBC世界スーパーウェルター級シルバー王座、WBOインターコンチネンタルスーパーウェルター級王座など。
世界タイトル戦では、2013年にWBOスーパーウエルター級王者のアンドラーデ選手に挑戦しましたが、プロ初黒星となる判定負けを喫しています。
ただ、2015年には元IBF世界スーパーウェルター級王者のスミス選手からダウンを奪い判定勝ちするなど、戦績を見ると世界王座を争う強さは十分あるようです。KO負けの経験もありません。
しかしすでに2年間試合から遠ざかっているうえ、ミドル級は一階級上。「準備が間に合うのか」との懸念の声も聞かれます。
マーティロスヤン選手のネットの評価
出典:twitter
まとめ
ゴロフキン戦が決定した後、早速「ボクシングで俺の時代が来た!」とツイートし自信を見せたマーティロスヤン選手。
ある意味「棚ぼた」なビッグマッチを勝ち取った喜びが見えるようです。
一方で「全盛期は過ぎた」とも揶揄されるゴロフキン選手ですが、真実は果たしてどうなのか。
「村田ファン」はもちろん、世界が見逃せない戦いとなりそうです。
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