2019/08/22追記:2019年第101回大会の優勝は、大阪代表の履正社が勝ち取りました!
2019/08/20追記:決勝戦は大阪代表の履正社対石川の星稜高校となりました。
2019/08/19追記:今年の甲子園大会で、見事決勝に進出した石川の星稜高校が優勝すると、石川県初の優勝となります!
2019年の令和最初となる夏の甲子園大会(第101回大会)が、8月6日(火)から台風の影響で1日順延となって、決勝戦の8月22日(木)まで17日間の日程で開催されることになりました。昨年の夏の甲子園は平成最後の夏の大会となり記念すべき第100回大会でしたが、令和元年の今大会は令和最初の大会として、101回目となる大会です。これまでの101回の大会の歴史で一度も優勝したことない都道府県はあるのだろうか? との疑問に早速調べてみたところ、なんと19の県が、夏の甲子園大会で優勝したことないことが分かりました。
春の選抜大会も全都道府県のうち、夏の甲子園大会と同じ数の19の道県が優勝経験がありません。
そして、春夏を通して一度も甲子園で優勝したことない都道府県が、14も存在していたのには驚きです。
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甲子園で優勝したことない都道府県はこちら!
夏の甲子園大会での勝率と、準優勝、ベスト4、ベスト8の成績とともにお知らせします。
以下の数字は甲子園での勝率以外は、それぞれの成績回数になります。また成績は100回大会までの記録です。
県名 勝率 優勝 準優勝 4強 8強
宮城 .515 0 3 2 8
熊本 .512 0 3 5 5
鹿児島 .500 0 1 5 10
岡山 .500 0 1 6 6
宮崎 .468 0 1 2 4
青森 .437 0 3 1 5
山梨 .436 0 0 3 2
福井 .421 0 0 4 6
滋賀 .392 0 1 2 2
福島 .385 0 1 0 5
石川 .379 0 1 2 2
長崎 .370 0 0 3 4
秋田 .363 0 1 4 4
鳥取 .345 0 0 5 6
岩手 .342 0 0 4 6
新潟 .329 0 1 1 4
島根 .322 0 0 3 6
富山 .310 0 0 0 6
山形 .288 0 0 1 1
上記の成績を見ると意外にも鹿児島や宮城、福井とかけっこう甲子園常連組のイメージが強い県が優勝したことないんですね。
ついでに春のセンバツでの優勝したことない都道府県は?というと
<センバツ大会優勝したことない都道府県 19県>
福岡 群馬 千葉 北海道 宮城 鳥取 岩手 青森 山梨 秋田
宮崎 山形 富山 石川 滋賀 福島 島根 佐賀 新潟
夏の甲子園大会の優勝経験無しと同じ数、19県でした。
ここまで来たらちょっと酷な気もしますが、春と夏の甲子園大会で一度も優勝したことない14県を発表いたしますね。
■春夏ともに優勝したことない都道府県 14県
宮城 宮崎 青森 山梨 滋賀 福島 石川 秋田 鳥取 岩手 新潟
島根 富山 山形
今年の甲子園大会では、必ずや優勝して14県から抜け出すぞ!と誓っているのが上記の県でしょうか?
今年優勝の可能性のあるチームは!?
これまで夏の甲子園大会で優勝したことない19県のうち、もっとも優勝に近い県はどこだ、
といえば、2018春の選抜大会で8強に名乗りを上げた、創成館を代表に送り出した長崎県が有望だと100回大会では予想していましたが、今年の101回大会の優勝有望県はというと、星稜を代表として送り込む石川県ではないでしょうか?
昨年の長崎代表の創成館は、夏の甲子園大会出場は2018年の出場が3年ぶりの出場。
まだ夏の甲子園は2度目ですが、2017年の明治神宮大会では、初出場にして準優勝を成し遂げ、
一躍優勝候補の一角に、ぽんっと躍り出たのですが、残念ながら優勝はなりませんでした。
101回大会の優勝予想としては、石川の星稜高校以外に、兵庫の明石商業が有望ですが、兵庫は優勝経験がありますので、優勝経験の無い県からという条件で挙げるとすれば、近江高校を代表に送り込む滋賀県を挙げておきたいと思います。
今のところ、各チームの具体的な戦力分析は出そろっていませんが、今年の夏も激戦が繰り広げられそうですね?
なにより101回大会の特筆すべき点は、大阪桐蔭がダントツの優勝候補の本命視されていた昨年と違って、どこが優勝してもおかしくないくらいの大混戦が予想されそうです。
そんな実力が拮抗している各チームの中で、戦力分析に優れた高校野球ファンが目を付けているのが、兵庫の明石商業らしいですね。
明石商業の狭間監督による采配の素晴らしさが、一押しの理由のようですが、そのほかにも投打の中心となりチームを引っ張る、2年生コンビの中森選手と来田選手に加えて、盛り上げる3年生たちも有能な選手たちがそろっているようです。
兵庫県代表の明石商業が101回大会で優勝すれば、佐賀県代表の佐賀北高校が2007年に公立高校として優勝して以来の、公立高校優勝ということになりますね。
優勝経験の無い県からということでは、石川県代表の星稜高校も明石商業に引けをとらないくらいのチーム力のようです。星稜高校はチームとしての投手力、攻撃力に加えて守備力も高く、チームとしてのバランスが非常に優れている点が、特筆すべきところのようですね。
戦い方としての特長でもある継投策がピタリとハマれば、優勝目指して勝ち上がっていくこともじゅうぶん可能性が高いと思われます。
また滋賀県代表の近江高校は、昨年の100回大会でバッテリーを組み、8強入りを果たした左腕の林投手と有馬捕手が、101回大会でも健在ですので昨年の8強入りの経験を活かして、優勝を狙える位置にいると言えるのではないでしょうか?
2018年の100回大会で、予想通りの大本命優勝校となった大阪桐蔭が、まさかの地区大会敗退で甲子園出場を逃してしまいました。最近は大阪桐蔭のチーム力に陰りが見え始めていた、という高校野球ファンの予想の通りになってしまいましたが、戦力としては地区大会の時点で大阪桐蔭の優勝は、無いという分析評価でした。
こういった状況を見ても、昨年のような大本命が存在せず、上記に挙げた兵庫の明石商業や、優勝経験の無い県からという条件では、石川県代表の星稜高校と、滋賀県代表の近江高校の活躍を期待したいと思います。
ネットの反応まとめ
出典:twitter
まとめ
個人的な思いとしては、ダークホースとして出てきて欲しいのが、鹿児島実業でしたが、2019年の101回夏の甲子園大会には出場できませんでした。それもなんと1回戦で姿を消してしまいましたね。
今年は鹿児島代表として神村学園が出場することになりました。
昨年の代表校、鹿児島実業は記念大会に強い、というジンクスがあったんですが、残念ながら勝ち残ることは叶いませんでしたね?
夏は15回目(3年ぶり19回目)の出場だったんですが、2019年の新元号となる令和最初の夏の大会には出場できませんので2020年の大会で、まずは甲子園出場を目指したいところ。
これまで鹿児島実業が鹿児島代表になった大会を振り返ってみると
第80回大会(1998年)鹿児島代表
第90回大会(2008年)鹿児島代表
第97回大会(2015年高校野球100年)この年は学校創立100周年
第100回大会(2018年)この年は野球部創立100周年
第101回大会(2019年)鹿児島大会で屈辱の1回戦敗退
ということで、102回大会に出場を果たし、宮下正一監督の采配で優勝を目指して欲しいと願っています。
あああぁぁぁぁ~~ん、ことしもまたダメやったぁぁぁあぁ~~・・・・・。
・・・ということにならぬよう、いまだ優勝したことのない県の中で優勝悲願を今年で達成するのは、はたしてどこの県か・・・。今年は石川県が悲願を達成しそうですね!
2019/08/20追記:とうとう石川の星稜高校が決勝進出を果たしました!
22日の決勝戦は大阪の履正社と深紅の優勝旗を賭けて闘うことになりましたが、ここまできたら何としても優勝して、優勝の無い県を卒業してもらいたいですよね?
2019/08/22追記:残念ながら星稜高校は準優勝に終わってしまいましたので、優勝の無い県の顔ぶれは変わらず、このまま継続ということになりました。
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