毎年の真夏のスポーツ風物詩、「夏の甲子園2018」が8月5日に開幕します。
夏の甲子園、つまり全国高校野球選手権大会は今年2018年が第100回目の大きな節目となります。
記念のさまざまなイベントなどが既に始まっていますが、その目玉の一つともいえるのが、「全国地方予選ネット中継」です。
何と無料で、PCやスマホで各地方大会の予選中継が見られるそうです。その仕組みや日程は?
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甲子園2018ネット中継が無料で見れるって知ってた?
高校野球の無料ネット中継は、数年前から夏の甲子園主催の朝日新聞社と朝日放送が共同で、「バーチャル高校野球」というネットサービスで展開しています。
同サイトは、100回記念の2018年大会では、全国大会の全試合はもちろん、56の全地方大会決勝をライブネット中継します。
また昨年は計260試合だった地方大会のネット中継試合数を、2018年は約700試合まで大幅に拡大。
多くの地方大会では準決勝あたりからのネット中継がほとんどですが、長野、石川、滋賀、奈良、和歌山、長崎、大分県大会は何と1回戦から全試合を中継するそうです。
ライブ中継以外にも、全地方大会決勝のダイジェスト動画、地方大会全試合をイニングごとに、全国大会は1打者ごとに試合経過をリアルタイムで速報。スマホアプリも提供されています。
🔥地方大会ライブ配信中🔥https://t.co/F05pV5ebPh
🌟速報🌟#岩手 大会 4回戦#盛岡工 1-9 #盛岡大付
盛岡大付の4番、伊藤が今日2本目のホームランを放つ!#バーチャル高校野球 #高校野球 #100回大会 pic.twitter.com/DQVo5zzdB7— バーチャル高校野球 (@asahi_koshien) 2018年7月18日
甲子園の日程
無料ネット中継もされる2018夏の甲子園大会は、100回目の記念大会とあって、出場校も過去最多の56校に拡大されます。
地方大会は、全国のトップを切って沖縄と北海道ですでに6月23日に開幕。
例年2代表の北海道、東京のほかに、埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡が2代表制となり、それぞれの都道府県を2地域に分けて代表を決めます。
最も遅い島根県も7月15日に開幕。順調に日程を消化すれば、今週にも最初の代表校が決まり、29日の東東京、北神奈川、北大阪、岡山で全代表校が出そろう予定です。出そろいました。(8/7更新)
全国大会の組み合わせ抽選会は、8月2日に大阪市のフェスティバルホールで行われ、1~3回戦までの組み合わせが決まりました
組み合わせ抽選会の結果、対戦の組み合わせはこのように決まりました。⇒試合の組み合わせと試合結果速報!
兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催される全国大会は、8月5日から17日間の予定です。
甲子園へのネットの反応
出典:twitter
まとめ
甲子園の地方大会といえば、各県の地元ローカルテレビ局の「十八番」で、1回戦から全試合を丁寧に中継放送するのがこれもまた風物詩となっています。
それが全国どこからでも、どの都道府県の地方大会も生で見られるようになったわけです。
ネット時代のすごさとともに、野球人気を下支えしたい主催者側の必死さも伝わってくるようです。
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