ボクシングのWBAスーパーミドル級王座など主要3団体のタイトルを持つ、現在「世界最強」のゲンナジー・ゴロフキン選手。日本時間5月6日にサウル・「カネロ」・アルバレス選手と再戦が予定されていましたが、このほど再戦中止になりました。
理由はカネロ選手ののドーピングで、混迷の経過にネットではファンが炎上。代役はどうなるのでしょうか。
>>追記
マーティロスヤンに決定!
詳しくは以下リンクより
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ゴロフキンvsカネロの再戦中止で炎上!
ゴロフキン選手は戦績38戦37勝0敗1分け。全階級ランク「パウンド・フォー・パウンド」で1位。プロ・アマ通じてKOされた経験がないという現在「最強」のボクサーです。
強すぎて敬遠され、よいマッチメイクに恵まれませんでしたが、昨年秋、世界2階級制覇の実績があるカネロ選手の挑戦を受けました。
カネロ選手はこの試合まで戦績51戦49勝(34KO)1敗1分けで、好戦的スタイルが人気の実力者です。
米ラスベガスで行われた対戦はジャッジ三者三様の引き分けとなりゴロフキン選手が防衛しましたが、現地のメディアや関係者のほとんどが「ゴロフキン勝利」と採点。「疑惑の試合」と炎上しました。
このため5月に再戦が組まれたわけですが、なんとカネロ選手がこのほど受けた検査で筋肉増強剤に陽性反応を示し、これが理由で再戦中止に追い込まれてしまいました。
5月の試合は代役を立てて行われる見通しです。
Gracias Los Angeles, nos vemos en Las Vegas// Thank you Los Angeles, see you in Vegas #teamcanelo#caneloggg2#5demayo pic.twitter.com/b8Vv9C8m82
— Canelo Alvarez (@Canelo) March 13, 2018
カネロ選手の代役は誰になる?そもそも決まるのか?
ゴロフキン戦は世界大注目のマッチでしたが、「疑惑の引き分け→再戦実施→ドーピングで再戦中止」というまさかの経過にファンは大炎上しました。
最強と恐れられたゴロフキン選手ですが、昨年3月の対ジェイコブス戦でKO勝ちを逃し、衰えが忍び寄ってきたとの噂も。
カネロ選手は「王者が弱みを見せるのを待った」との指摘もありましたが、結果、ゴロフキン選手は絶頂期ほどの強さではなかった印象です。
観戦した村田諒太選手も「2人ともミドル級で実力が特別抜き出ているかというと、そうでもなかった」と感想を述べていました。
ではカネロ選手の代役は誰になるのでしょうか。
WBCが推薦したオサリバン選手は出場辞退。代わってマルティロスヤン選手の名前が浮上したり、IBFはデレイビャンチェンコ選手を推し、実現しなければ王座はく奪を示唆。試合自体中止されるのではともささやかれ、一段と混迷を極めているようです。
You’re right. This time we won’t need the judges. #CaneloGGG2 pic.twitter.com/h5Hcsh2Evo
— Gennady Golovkin (@GGGBoxing) January 29, 2018
ゴロフキンvsカネロの再戦中止に対する反応
出典:twitter
まとめ
ミドル級は欧米人の体格に一番合っている階級とされ、ボクシングでは最も選手層が厚いといわれます。アジア人の村田選手の存在は貴重です。
全盛期を過ぎたとはいえ、君臨してきた最強王者ゴロフキン選手との対戦が実現すれば注目されそうですね。
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