Jリーグ開幕前にサッカー選手の移籍情報が噂されますが、中でも注目したいのがサガン鳥栖の権田修一選手と、柏レイソルの伊東純也選手の移籍情報ですね?
日本代表は2月1日の一大サッカーイベント、アジアカップ2019決勝戦では準優勝で幕を閉じましたね?優勝すれば2大会ぶりアジア最多5回目の優勝を全勝で達成するはずでしたが、残念ながら優勝を目指す日本代表はカタールに3-1で敗れ、準優勝に終わりました。
これまで苦しい試合を続けながらも、準決勝戦では高い得点力で強敵と目されていたイランを相手に3-0で快勝して決勝戦に駒を進めました。
決勝戦の相手はカタールでしたが、これまでのアジアカップで決勝戦まで勝ち上がった日本代表は100%の確率で優勝を決めていますが、決勝のカタール戦では前半に2点を失い後半で追い上げるしかないという展開になってしまいました。
後半24分にやっとミッドフィルダーの南野が1点返して反撃ののろしを上げましたが、やはり簡単には勝たせてくれないものですよね? そのあとに吉田のハンドをとられてしまい、カタールにペナルティキックを決められ3-1とまたも2点差に広げられてしまいました。
優勝するには、どうしても後半戦で一挙に挽回して逆転するしかないのですから、この展開はつらいものがありましたね! 最後はそのまま得点を入れられずに3-1でカタールが優勝し、日本代表は準優勝となりました。
しかしながらアジアカップでもアジアサッカーのレベルの高さに苦しんできた分、チームとしての成熟度は増してきましたね?チームとして成熟度を増してきた要因が、個々の選手のレベルアップにもあるのは言うまでもありませんよね?
そこでアジアカップでの活躍で、Jリーグ開幕前に海外へ移籍する選手として名前の挙がっている、サガン鳥栖・権田修一選手と柏レイソル・伊東純也選手についてまとめました。
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アジアカップの活躍で海外移籍する権田修一
日本の5回目となる優勝を目指したアジアカップでは、初の全勝優勝を逃し準優勝となりましたが、
アジアカップは世界中のサッカー関係者が注目している国際大会のひとつですので、その国際大会で一躍脚光を浴びて、海外移籍の声がかかる選手と言えば誰でしょうか?
日本代表に選ばれた選手たちとしては、国際舞台の大会で自分のフィジカルや得点力、ディフェンディングスキルやサッカーセンスなどの実戦力を世界中のサッカー界にアピールする絶好のチャンスで、日本代表の国内組の選手でも何人かは、この大会後活躍の場を移す選手もいるでしょう。
その中でも海外行きの可能性が高いのは、GKの権田修一とMFの伊東純也の2選手ではないでしょうか。代表監督交代を機に日本の守護神の座を掴んだ権田修一選手をご存知ですか?
J1サガン鳥栖に所属する権田修一選手の名前を知っているサッカーファンやサポーターは多いと思います。
同じJ1のFC東京の生え抜きとして、長らくFC東京のゴールマウスを守ってきた選手ですが、2012年のロンドンオリンピックのベスト4にも貢献した実力を持つ選手です。
2年後のブラジルワールドカップのメンバーにも選出され、次世代の日本代表の守護神と期待されてきましたが、オーバートレーニング症候群の影響でFC東京でポジションを失うと、2016年にはオーストリアのホルンに移籍してからは、活躍が報じられる機会は多くありませんでした。
そんな権田にJリーグ復帰のチャンスが訪れたのは2017年、FC東京でも指揮を執っていたマッシモ・フィッカデンティ監督の誘いでサガン鳥栖に移籍したことで一気にチャンスが訪れましたね。
移籍後の権田修一選手はFC東京でのパフォーマンスを超えるものを見せ、サガン鳥栖のゴールマウスにきっちりと鍵をかけ続けてきました。
そのサガン鳥栖での活躍が認められた権田修一選手は、アジアカップで見事日本代表メンバー入りを果たします。
日本代表の正ゴールキーパー(GK)の東口順昭選手の怪我というアクシデントもあり、権田修一選手は日本代表正GKの座を勝ち取り、日本の勝ち上がりにも貢献しています。
そんな権田修一選手には、昨年のJリーグシーズン終了後、ポルトガルのポルティモネンセSCへの移籍が報じられていましたが、1月29日にサガン鳥栖からの完全移籍が発表されましたので、2度目の海外移籍が実現しそうですね。
他にも海外移籍する選手と言えば伊東純也
Jリーグのイケメン選手と言えば、必ず名前が上がるのが伊東純也選手。そのイケメンぶりだけでなく圧倒的なスピードとドリブルでサイドアタッカーとして、右サイドを切り裂くのが伊東純也選手の持ち味ですね。
2018年にJ2に降格してしまった柏レイソルに所属する伊東純也ですが、昨シーズンも持ち前の高速ドリブルを武器に、柏の右サイドで躍動していました。
伊東純也はJリーグ選手のキャリアを、同じくJ2ヴァンフォーレ甲府でスタートさせました。
そのころから、ボールを持ったら常に前に行く推進力と爆発的なスピードは他のチームの脅威となっており、注目されていました。
ヴァンフォーレを退団し、レイソルに移籍してきてからは中盤からウイングへとポジションが少し前になったことで、持ち味の攻撃力がさらに開花。
得点とアシスト数が一気に増え、日本代表に名を連ねることも多くなりました。
このアジアカップでは、スーパーサブ的な存在で起用されることが多いですが、相手が疲れている時間帯での高速ドリブルがものすごく効果的ですね。
ボールを持ったらとにかく前へ、というプレースタイルには観ている人をわくわくさせます。
そんな伊東純也は、現時点で柏レイソルと更新しておらず、アジアカップ後に去就が決まると思われますが、ブンデスリーガのチームからオファーを受けているという噂もあり、彼の動向に注目が集まっていましたが、ベルギーリーグのゲンクへの期限付き移籍が2月2日に発表されました。
ゲンクはベルギーリーグで今シーズンの順位を首位でキープしているチームですが、元日本代表の鈴木隆行選手も所属していたチームとして知られていますが、伊東純也選手の新天地での活躍を期待したいところですね。
ネット反応
そんな世界へ羽ばたこうとしている2選手のアジアカップでの活躍に関して、ネットでも様々な反応があります。
出典:twitter
まとめ
さてさて苦戦してしまったカタールとの決勝戦ですが、アジアサッカー王者を決めるアジアカップは、選手個人としても自分を売り込むまたとない絶好のチャンスでしたね。
アジアカップでの決勝戦までの経験と共に、日本代表をさらに強くするためにも、この2人にはぜひとも世界に羽ばたいて、よりたくましくスケールの大きい選手になることで、今後の日本代表の躍進につなげて欲しいものですね。
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