平成最後の大晦日も恒例の人気格闘技イベントRIZINライジンが気になります。
街の空気も一気に冷え込み始め、いよいよ冬本番になりましたね?
平成最後の年末ということで、例年以上に特別な雰囲気を醸し出しそうな予感がします。
改元前の最後の歳末をどのイベントで締めくくるか、今から悩みがつきないですね。
メモリアルな年越しにするために外にでるも良し、家族団らんでテレビを見るのも良し。
平成最後の紅白歌合戦、笑ってはいけない○○、大晦日だよドラえもんなど、大晦日を彩るテレビ番組がありますが、平成最後を格闘技で締めるのもいいかも。
その格闘技イベント「RIZIN(ライジン)」の見どころや勝敗予想は如何に?
Contents
大晦日のRIZINライジンとはどんな大会なのか?
RIZINとは、日本の総合格闘技団体「RIZIN FIGHTING FEDERATION」が主催する総合格闘技をメインとした大会イベントです。
1997年から2007年まで開催されていた格闘技イベントの「PRIDE(プライド)」が総合格闘技の世界最高峰の舞台として存在していましたが、この興行権を持っていたDSE(ドリームステージエンターテインメント)の代表だった榊原信行氏が2015年8月の設立会見で団体立ち上げを発表し、RIZINの開催が宣言されました。
日本の総合格闘技界に多大なる貢献をしたPRIDEでしたが、そもそものスタートは高田延彦VS.ヒクソン・グレイシーの試合を実現するために立ち上がったのがPRIDEでイベントが大好評だったためにPRIDE.2、PRIDE.3、と回を重ねつつ実行委員会形式での運営で始まった格闘技イベントです。
その後実行委員会形式では運営が困難になりPRIDE.5、からDSEが興行権を持ち2007年4月のPRIDE.34まで開催されましたが、フジテレビの地上波放送打ち切りが影響して2007年に団体は消滅しています。
PRIDE消滅時には最大のライバル団体としてHERO’Sが存在していましたが、PRIDEの継承団体としての「DREAM」「戦極」を経て、前述の通り2015年に高田延彦氏と榊原信行氏らが中心になって「RIZIN FIGHTING FEDERATION」が設立されたという経緯ですね。
この「RIZIN FIGHTING FEDERATION」ライジンファイティングフェデレーションはフェデレーション(協会)と名付けているとおり、他の団体と競合しない理念で運営されています。
RIZINそのものは総合格闘技のルールが主体となる大会になりますが、K-1などのキックボクシングルールやシュートボクシングルールだけでなく、MMA(総合格闘技)ルールとキックボクシングルールを交互のラウンドで適用するミックスルールを採用したりして試合の多様化を図っていますね。
また総合格闘技から打撃技を引いたグラップリングルールを採用するなど様々な試みをしており、いろんな選手たちが闘えるようなルールでマッチメークしているのが特長といえるでしょう。
なお、RIZINは今年も平成最後の大会「RIZIN.14」と銘打って開催されます。
猛者たちが繰り広げる熱闘で平成最後の大晦日をスカッと締めくくって欲しいですね
RIZIN激闘の軌跡と見どころ勝敗予想は?
2015年に産声を上げてからすでに、3年という年月が経過するRIZINですが、これまでの大会では数々の名勝負・激闘が繰り広げられてきました。
旗揚げとなった2015年では、「グレイシーハンター」の異名を持つ桜庭和志が、日本におけるブラジリアン柔術の使い手、青木真也と対戦した試合も注目を浴びました。
当初有利かと思われていた桜庭和志選手が、若手の青木真也選手に苦杯をなめさせられるという大波乱が起きた一戦でしたが、青木真也選手も寝技を得意としており、一旦グラウンド勝負になったら絡みつかれて逃れられないと評されていたほどの実力派選手でしたから、フロックでの勝利ではありませんでした。
やはり世界の一流選手同士の闘いは、一瞬のチャンス次第で勝敗が分かれてしまうほど、どちらが勝者になってもおかしくないくらいの実力伯仲の好試合でしたね。
2016年の大会では、女子格闘家の参戦で注目を集めました。
格闘技家系「山本一家」の長女であり、伝説となった神の子「山本kid徳郁」の姉でもある山本美憂が、アメリカの女性総合格闘家アンディ・ウィンと対戦。
惜しくも結果は山本美優の敗戦となってしまいましたが、女性格闘家同士の意地と技の応酬が見られた熱戦でした。
2017年の激闘と言えば、2017年大晦日のRIZINに組まれた「キックボクシング史上最高の天才」那須川天心とアマチュアボクシング界からのたたき上げ、藤田大和との一戦。
那須川天心の鮮やかな1ラウンドでのTKO勝ちは、観客と視聴者の度肝を抜いた記憶に新しい試合ですね。
さて平成最後となる2018年大晦日のRIZINの見どころはといえば、浅倉カンナVS.浜崎朱加(あやか)の女子スーパーアトム級タイトルマッチと、宮田和幸VS.山本アーセンの宮田和幸引退試合&山本”KID”徳郁メモリアルマッチでしょう。
そしてもう1試合、忘れてはならない好勝負が、フロイド・メイウェザーVS.那須川天心のスペシャルチャレンジバウトでしょう。
勝敗の予想はというと、どの対戦カードをみてもどちらの選手が勝ってもおかしくない好勝負となっています。
あえて勝敗予想を立てるとすれば、女子スーパーアトム級タイトルマッチは、若さと伸び盛りの浅倉カンナがベテラン女王の浜崎朱加に苦戦の末、判定勝利・・・。
宮田和幸と山本アーセンは、こちらも若さとkidの魂を受け継いで、山本アーセンが勝利ではないか?
スペシャルマッチは、レジェンド相手に那須川天心が頑張って見どころを作るもドロー判定か、途中棄権(メイウエザーの)による判定勝ち(那須川天心の)となるシナリオが描かれていそうな匂いがしますね?
ただルールが純粋なボクシングルールだと、メイウエザーの勝利ではないでしょうか?
いずれにしろ平成最後の大晦日は見逃せません。
ネットの反応
そんな数々の激闘の歴史を残すRIZINですが、今年もRIZIN14が開催されることもあり、ネットでも様々な反応があります。
まとめ
これまでも年末のビッグイベントとして数々の激闘が繰り広げられたRIZINですが、今年の大晦日の対戦カードを見てみると、格闘技ファンに止まらず多くのスポーツ好きが年末のRIZINの試合に期待するのもうなずけます。
平成最後の締めくくりでもあり、5月1日から新しい元号になる幕開けの2019年。
その新年前夜となる2018年の大晦日12月31日は、これまで格闘技を観たこと無いという方々も平成最後という節目の年末は、熱く格闘技観戦で締めくくってみてはいかがでしょうか?
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