J1リーグの2019年シーズンが開幕して早や1ヶ月半。
開幕ダッシュに成功したのが大分トリニータですが、はたして大分トリニータはこのままJ1リーグの台風の目になるのか?
日本代表の試合で中断期間もありましたが、ここまで6試合が終わりました。
下馬評通りの結果を出しているチーム、なかなか波に乗れないチームなど少し分かれてきた中で、喜んでいるサポーター、やきもきしているサポーターもいるのではないでしょうか?
そんな中、これ以上ないスタートダッシュに成功したチームが、6シーズンぶりにJ1の舞台で戦っている大分トリニータ。
3年前にJ3での戦いを強いられながらも這い上がってきた大分の雄が、J1の舞台で躍動することが出来ている要因はいったどこにあるのでしょうか?
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トリニータが開幕ダッシュに成功した戦い方とは?
大分トリニータは、ここまでの6試合を4勝2敗と、J1リーグ昇格チームらしく泥臭く戦い、接戦を制して勝利をものにしてきました。
ここまでで勝ち点12を獲得し順位も4位と、まだまだ先の話ではありますが、ACL出場権も狙える好位置につけているという、堂々の戦いっぷりです。
このチームは、過去にヤマザキナビスコカップを制したこともあり、J1での実績も申し分ありませんが、5シーズンも下のカテゴリーにいたので、昇格後すぐに結果を出すことはそう簡単ではありません。
それでも、着実に勝ち星を重ねることが出来ている要因はどこにあるかといいますと、1試合1試合「チャレンジャー精神」を持って粘り強く戦っていることに尽きると思います。
それを示しているのが、大分が挙げている4つの勝ち星のうち3試合が1点差で、且つ前半20分までに先制ゴールを挙げ逃げ切っているというデータです。
さらに、負け試合を含めた6試合の総失点数は5。1試合平均で1失点していないのです。
ナビスコカップを制覇した当時のトリニータのディフェンス陣は、その固い守備からイタリア代表の鉄壁の守備になぞらえ「カメナチオ」の異名を誇っていましたが、今シーズンは「カメナチオ」がJ1リーグに戻ってきたという印象です。
強固な守備を構築した片野坂監督の手腕は高く評価されるべきでしょう。
大分トリニータ台風の目となる注目選手は?
大分トリニータチームの注目のプレイヤーは、Jの全カテゴリーで得点を挙げた苦労人FWか?
「カメナチオ」に加えてトリニータの躍進に貢献しているのが、エースナンバー10番を付けるFW、藤本憲明選手の活躍です。
サッカーの名門青森山田高校を卒業した後、近畿大に進学した藤本、社会人になって加入したチームは、なんとJFLの佐川印刷SCでしたね。
その4年後に個人昇格したJ3の鹿児島ユナイテッドFCでは、2年で39ゴールを挙げ、2年連続で得点を獲得しました。
その活躍が評価され、2018年に当時J2のトリニータに加入しシーズン12ゴールを挙げ、J1昇格に大きく貢献し、J1でのプレーを勝ち取ったシンデレラボーイです。
藤本の特徴は、なんといっても研ぎ澄まされた得点感覚と決定力の高さですね。
ここまで6試合で6得点を挙げ、現在堂々のJ1得点王となっており、
3月のJ1月間MVPに選出されています。
今シーズンのシュート決定率は42.8パーセント。
2回シュートを打てば1回は決めるという驚異の決定力で、トリニータの躍進を支えています。
大分トリニータの活躍に関するネット反応
そんな注目の大分トリニータに対しては
ネットでも様々な反応があります。
出典:twitter
まとめ
2019年の大分トリニータは、カメナチオ復活とシンデレラボーイのサクセスストーリーで、J1リーグを盛り上げてくれること間違いなしです。
J3も経験した大分の雄がピッチで躍動する姿に注目してみてはいかがでしょうか?
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