ATPファイナルズ錦織圭出場決定はナダルかデルポトロの欠場次第か？

ATPファイナルズ錦織圭出場決定はナダルかデルポトロの欠場次第か？

2018.11.5
エンタメ・イベント・レース

テニスの男子最終戦のATPファイナルズに錦織圭が出場できるかどうか？
現在ランキングレースで9位に付けている錦織圭がATPワールドテニスツアーファイナルに、晴れて出場できるかどうかの鍵を握っているナダルとデルポトロの故障の具合はどうなのか？

どちらかが欠場すれば、錦織圭のファイナルズ出場が決定するわけですが、その辺の情報をまとめてみました。

年間最終戦のATPファイナルズの試合は、どこで視聴できるのかも合わせて調べてみましたが、この年間最終戦は「GAORA　SPORTS」で生中継されることが分かりました。

現在「スカパー!」を契約している人には、ファイナルズの全試合を観戦することが可能なんですね？
まだスカパー!の視聴申し込みが済んでいない場合は、早めのスカパー!申し込みをおすすめします。

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Nitto ATPファイナルズに出場予定選手は？

男子の年間最終戦テニスツアーである「ATPワールドテニスツアーファイナル2018」は、4年間（2017年～2020年）の正式名称が「Nitto ATPファイナルズ」に変更されました。
この変更はタイトルスポンサーに日東電工が名乗りを挙げたために同社の社名をとって、「Nitto ATPファイナルズ」となったものですね。

「Nitto ATPファイナルズ」は男子テニスのATPツアーレースランキングの成績によって、上位にランクされた8名の選手だけが大会に出場する資格を獲得できるのですが、グランドスラム（4大大会）に準じる大会と言うことで、第5のグランドスラムとも呼ばれる権威のある大会であり、男子テニス集大成となる年間の最終戦を飾る大会でもあるわけです。

ファイナルズに出場資格を得る8名に選出されると、名誉だけで無く大会出場で獲得できるポイントや
優勝賞金だけで無く、予選から一試合ごとに対戦するだけで得られる賞金額も加わって、他の大会に比べてもその合計賞金額が破格といえる金額になるので、プロテニスプレーヤーにはぜひとも出場したい大会なのですよね。

日本中の期待を一身に集めている錦織圭選手ですが、ここ数年でトップランカーとして実力を存分に発揮しているものの、今年のレースランキングでは今のところ9位と出場圏内に位置しています。

というのも上位8位内にいる、ナダルとデルポトロの両選手が、2人とも故障をかかえておりファイナルズ出場が危ぶまれているからなんですね。

錦織圭選手は過去にファイナルズに3回出場を果たしており、これまでのワールドツアーファイナルでの
最高成績が2014年のベスト4なので「Nitto ATPファイナルズ」になんとしても出場を果たして、過去の最高成績であるベスト4以上の成績を獲得して欲しいと願っています。

錦織圭選手のこれまでの成績を振り返ると4大大会のグランドスラムでは、全豪オープンベスト8進出、
全仏オープンもベスト8進出、ウインブルドンでもベスト8進出の成績と、ほとんどベスト8止まりの成績で止まっていたのですが、2014年には全米オープンで決勝進出を果たし、惜しくも準優勝の成績を残しました。

「Nitto ATPファイナルズ」に出場するだけでなく、これまでの2014年に達成した最高成績ベスト4を更新して、初優勝の栄冠を勝ち取って欲しいと強く願っています。

「2018ATPファイナルズ」出場が予定される選手を、ATPランキングレースをもとに紹介します。

※ATPランキングレースというのは、毎年のシーズン末に開催される大会「パリ・マスターズ」が終了した後のランキング発表後に、それまでに獲得していたポイントがリセットされ、すべての所属選手が翌年度のシーズンを獲得ポイント０からスタートすることになっています。

過去１年間の累計ポイントで、一定期間ごとにポイントを算出合計して発表される世界ランキングと
その年のはじめから累計していくランキング「レース」とは、保有ポイントが一致していないのですね。

レースランキングはその年の活躍が反映されているランキングで、年末に近づくにしたがって徐々に双方のランキングは近づいてくるわけです。

そして年間の最終戦としてランキングレース上位8名が、シーズン最終戦の「Nitto ATPファイナルズ」出場資格を獲得することになるわけです。

ちなみにランキング9位～20位までの選手の中で、そのシーズンのグランドスラム大会に優勝した選手がいたら、ランキング8位の選手が外れてグランドスラム大会優勝者が加わり合計8名が、「Nitto ATPファイナルズ」出場権を獲得する規定となっています。もし2名優勝の該当者がいたら7位と8位が外れて2名が入れ替わると言うことですね。
■10月22日付けのATPランキングレース　トップ20

今回順位	前回順位	選手名	国籍	ポイント	大会数
1	1	ラファエル・ナダル	スペイン	7480	11
2	2	ノバク・ジョコビッチ	セルビア	7445	14
3	3	フアンマルティン・デルポトロ	アルゼンチン	5300	17
4	4	ロジャー・フェデラー	スイス	5160	14
5	5	アレクサンダー・ズべレフ	ドイツ	4770	18
6	6	マリン・チリッチ	クロアチア	3825	16
7	7	ケビン・アンダーソン	南アフリカ	3720	17
8	8	ドミニク・ティエム	オーストリア	3535	22
9	10	ジョン・イズナー	アメリカ	3020	20
10	9	錦織圭	日本	3000	21
11	11	ボルナ・チョリッチ	クロアチア	2300	18
12	12	ファビオ・フォニーニ	イタリア	2225	23
13	13	カイル・エドマンド	イギリス	2150	21
14	14	ステファノス・ティティパス	ギリシャ	2085	28
15	23	カレン・カチャノフ	ロシア	1835	23
16	15	ミロシュ・ラオニッチ	カナダ	1810	18
17	16	マルコ・チェッキナート	イタリア	1809	29
18	18	ダニール・メドベデフ	ロシア	1797	25
19	22	ディエゴ・シュワルツマン	アルゼンチン	1790	24
20	17	ダビド・ゴファン	ベルギー	1785	18