暖かくなってきましたね。
潮干狩りって行った事ありますか?
潮干狩りの時期なんですが、実は1年中可能なんですが、潮干狩りにピッタリの時期は、春から5月なんだそうです。
家族や学校での行事などで潮干狩りに行く事もあるかもしれませんが
実は貝毒の心配もあるんです。
貝毒は一体いつまで?
発生時期や、実際貝毒で当たってしまった場合の対処方法など、調べてみました。「本ページはプロモーションが含まれています」
Contents
貝毒はいつまでが発生時期?
ちなみに貝毒って?ってところからなんですが・・・
2本の鞭毛(べんもう)を持つ単細胞生物である渦鞭毛藻(うずべんもうそう)のうち、毒素を産生するものを有毒渦鞭毛藻といいます。
これを捕食した貝が、毒を蓄えてしまう現象のことをいいます。
貝毒の発生は、日本では2月から8月に見られるそうで、4月から5月頃に最も多くなるようです。
まさに潮干狩りの時期が、貝毒の発生時期なんです!
参考:https://www.asahi.com/articles/ASL4K4TZ5L4KPTIL015.html
貝毒の恐ろしさ
貝毒には、「下痢性貝毒」「麻痺性貝毒」「神経性貝毒」「記憶喪失性貝毒」があります。
日本では主に「下痢性貝毒」「麻痺性貝毒」だそうです。
「下痢性貝毒」
食後30分から4時間くらいの短時間の間に症状が出ます。
症状としては、主に下痢、嘔吐、吐き気、腹痛です。
「麻痺性貝毒」
潜伏期間はほぼなく、感染をしてしまうと食後30分程度で軽度の麻痺が始まります。
麻痺は全身に広がり、重症の場合は呼吸麻痺で死亡することがあるそうです。
潮干狩り楽しかったけどまさかの貝毒の影響で全部没収された…しゃあないけど… pic.twitter.com/oEKSnsRpMc
— メルヘン大澤 (@menheal_osawa) April 30, 2018
腹痛が来た時の対処法は?
実際、貝毒に当たってしまった場合、どうしたらいいのでしょうか?
対処法はあるのでしょうか?
「下痢性貝毒」は、腹痛や嘔吐などです。
症状が出た場合、脱水症状を防ぐためにしっかりと水分を取ってください。
消化の良いものを食べ、体力の回復をさせていきます。
便と共に体内に入った菌を出しますので、下痢止めは使用しないでください。
下痢止めを使用すると、体内から菌が出にくくなり、かえって長引かせることになってしまいます。
「麻痺性貝毒」は、腹痛などではなく、麻痺が始まります。
有効な治療法や解毒剤はありません。
症状が出た場合には、直ちに人工呼吸により呼吸を確保し処置をしなければいけませんし、救急車の手配を!
時間と共に毒は排泄されて、12時間を超えると回復に向かい、回復すれば後遺症はないそうです。
貝毒に対するネットの反応
出典:twitter
ネットでもかなり反響があるようです。
貝毒、本当に怖いですね。いつまで影響あるのでしょうか・・・。
潮干狩りなど自分で海に出かけて採取する場合は、その海域が貝毒の出荷規制海域になっていないかどうか、確認するようにしましょう。
安全宣言が出ていない海域の二枚貝は、採っても食べることはできません。
まとめ
貝毒情報、発生時期など調べてみましたが、いかがだったでしょうか?
ちなみに貝毒は加熱しても、冷凍処理しても、毒はなくならないそうです。
いつまで貝毒発生が続くのか・・・
万が一の時の対処法も覚えておくべきですね。
絶対に安全とは言い切れないものの、安全性が高いのは、地元の漁協などが管理している有料の潮干狩りスポットを利用することです。
まず潮干狩りに行く際には、ニュースなどで貝毒の発生情報を確認しましょう。
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