WBCフライ級王者比嘉大吾選手が15日、同級2位クリストファー・ロサレス選手と3度目の防衛戦を横浜アリーナで行います。凄い戦績の割に評価がやや地味?な比嘉選手。実力は本物なのかや、生い立ちをまとめました。
Contents
比嘉大吾選手の実力は本物なの?
比嘉大吾選手はデビューから15連続KOという日本記録保持者ですが、井上尚弥選手ほど「強い!」と騒がれない印象もあります。比嘉大吾選手の実力は本物なのでしょうか。
比嘉選手の「地味」さはアマ時代の戦績のためかもしれません。高校では国体8強まで、アマ通算で8敗しており、決してボクサーの生い立ちはエリートとはいえません。
かつて内藤大助選手を王座に導き、比嘉選手の躍進を支える野木トレーナーも、最初はとても世界に行けるとは思わなかったそうです。しかし野木さんの階段ダッシュなどの苛烈なトレーニングに耐え、1戦ごとに成長する姿に「本物」を確信したといいます。
実際、比嘉大吾選手は世界挑戦では体重超過の相手をKOし、今年も元2階級王者をわずか1ラウンドで倒しています。むしろプロ入り後急速に実力を伸ばしたといえそうです。
https://www.instagram.com/p/BgQeM5WBVEj/?taken-by=daigo6710
比嘉大吾選手の生い立ちと経歴
比嘉大吾選手の生い立ちを辿ると、出身は沖縄県。
少年の頃、現在のジム会長である具志堅用高氏の試合をテレビで見て感激し、ボクサーを目指しました。
元高校総体王者でプロボクサーでもあった知念健次氏が監督を務める地元、宮古高校の門をたたき、国体8強まで進みました。
14年にプロデビュー。15年7月にタイでWBCユースのフライ級王座を獲得。16年に東洋太平洋同級王座、昨年5月には世界初挑戦でWBC同級王座を奪取しました。回転よく強打を繰り出すのがスタイルです。
比嘉選手いわく「僕は英語が喋れないし、アピールには記録ほど分かりやすいものはない」。「軽量級でプロ入り全戦KO」という戦績こそが彼の「本物の実力」ということでしょうか。
名前:比嘉大吾
出身:沖縄県浦添市
年齢:22歳
階級:フライ級
身長・体重:160.1cm、50.8kg
リーチ:164.0cm
利き腕:右
戦績: アマチュア: 45戦36勝(8KO)8敗
プロ:15戦15勝(15KO)0敗
その他:趣味は動画を見ること
比嘉大吾選手に対するネットの反応
出典:twitter
まとめ
比嘉大吾選手の記者会見写真を見たら、ものすごい背筋の膨らみ!
とても軽量級ボクサーとは思えない筋量です。
これがあの高速パワーパンチの源なのかと、その練習量の凄さを想像しました。
■関連記事
・エマヌエーレ・ブランダムラ選手の戦績から強さは?村田の相手にならない?
・レイマート・ガバロ選手の戦績と井上尚弥選手との比較をしてみた
この記事へのコメントはありません。