「女子フィギュアスケート史上最高の戦い」といわれた平昌五輪で、メダルあと一歩の4位に食い込んだ宮原知子選手。
彼女を育てた女性の濱田美栄コーチは、実は他にもたくさんの実力選手を教える、凄い「名伯楽」なのです。
知られざる経歴や指導力をまとめました。
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宮原知子選手の女性コーチ濱田美栄さんとは?
宮原知子選手を小さい頃から育ててきた女性コーチ、濱田美栄さんは京都市出身の58歳。
演技前、濱田コーチと宮原知子選手が、リンク際でおでこを合わせて祈る姿はいつも印象的です。
濱田さんは元フィギュア選手で、同志社大在学時に米国へスケート留学。
その際、日本と違いとても先進的な米国の指導・競技環境に衝撃を受けたそうです。
「子供の頃からこの環境なら選手はどんなに伸びるだろう」と考え、大学卒業後、女性コーチの道へ。
以来指導歴は35年に。
現在は関西大学などで宮原知子選手らを指導しています。
近畿圏を拠点とするフィギュア選手にとってはまさに「お母さん」のような存在のようです。
濱田美栄コーチの教え子と指導力は?
濱田コーチが凄いのは、フィギュア日本一を決める昨年の全日本選手権で、女性選手トップ10のうち、優勝した宮原知子選手を含め4人が門下生だということです。
世界ジュニア選手権で優勝した本田真凜選手やトリプルアクセルが武器の紀平梨花選手もその一人。
子供まで含めると約40人も指導しているそうです。
指導自体は厳しいそうですが、遠征先では選手と一緒に過ごし、食事や洗濯、航空券の手配なども甲斐甲斐しく世話するなど深い絆で結ばれています。
けがに苦しみ一時は五輪出場が危ぶまれた宮原選手が、全日本で優勝した際には、自分のことのように号泣して喜んでいました。
ネットの反応
出典:Twitter
まとめ
濱田コーチ自身は五輪未経験ですが、なぜか有望選手が続々集まってきます。
平昌五輪で6位入賞した米国期待の17歳男子、ゾウ選手も濱田さんの助言で伸びた一人とか。
濱田さんは練習や試合で気づいた選手一人一人の長所・短所を細かく書きため、言葉で丁寧に説明することを心がけているそうです。
それを「魔法の言葉」と呼ぶ選手も。
それは、深い信頼関係があるからこそ生まれる「魔法」なのでしょう。
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