サッカー日本代表監督を電撃解任されたハリルホジッチ監督が、フランスでの日本のメディアのインタビューに、
激怒して「スカンダラス」と答えたと伝えられた。どんな意味なのでしょう。「本ページはプロモーションが含まれています」
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ハリルホジッチ監督が激怒して発したスカンダラスの意味は?
記事(日刊スポーツ)は、家を車で出たところで、現在の率直な気持ちは?の問いに、
「スカンダラス(けしからん)」。さらには「もうすぐ日本に行くよ。そこで(真実を)話すつもりだ」
さらにしつこく食い下がると「セ・ラ・オント(恥だ)」と語気を強めたとあります。
その後もハリルホジッチ氏の怒りは収まらず、別の報道では、田嶋会長が7日(日本時間8日)にパリ市内のホテルで面会し、
報酬支払いに関する事項も盛り込まれた契約書を渡そうとした際にも、これを拒否したとのことです。
また、ハリルホジッチ氏が日本に来てき記者会見を開くと述べており、さらに協会に対して、訴訟の準備をしているとの海外の報道もなされています。
簡単には収まらず、泥沼化しそうな様相を呈しています。
「スカンダラス」はボスニア語で「けしからん」?
ハリルホジッチ監督は、ボスニア・ヘルツェゴビナ出身の65歳。怒りの感情で思わず母国語のボスニア語が出たと思えます。
但し、ボスニア語の、「けしからん」にスカンダラスはないようです。
この発音に近いのは、ボスニア語でSkandalozno(英語のScandalous)でいわゆるスキャンダル、醜聞となります。
但し、これも発音の最後は「ノ」に聞こえます。
次に発した「セ・ラ・オント」は恐らくフランス語のC’est la honte(恥だ)と思われます。
この状況を考えますと、思わず母国語で発したSkandalozno またはSkandal「醜聞、恥」を、
続いてフランス語で補ったと考えるのが一番妥当ではないかと思われます。
ボスニア語のSkandalozno かSkandal を記者か、フランス人の通訳がフランス語Scandaleux と勘違いしたのかもしれません。
次に、日本サッカー協会による監督の電撃的な解任とハリルホジッチ監督の怒りについてのコメントをまとめました。
ハリルホジッチ監督激怒へのネットの評価
ハリルホジッチ大怒り!
「嘘とでっち上げだ!」と
協会の対応に言い放った。— Ludwig II (@Bayern_18061918) 2018年4月10日
優しいザッケローニみたいな監督だと増長して暴走し、厳しいハリルホジッチみたいな監督だと引きずり下ろしにかかる、という闇の深い感じ。
— 結城 康平 (@yuukikouhei) 2018年4月10日
ハリルホジッチが何かやるとこんな感じだったのかしらね。
体脂肪率の上限を設定するなど厳しい体調管理を求めてくる→うるさい
映像を見ながら長時間のミーティングを実施→つまんないし、やってらんない
ハリルホジッチの指示→俺達のやりたいサッカーじゃない
プロってなんですか?
— なんこれ (@nannonanigasi) 2018年4月9日
個人的には、後任が西野さんだったのが一番の驚き。技術委員長は、代表監督のサポートをするのが責務のはず。田嶋会長は西野さんが最後までハリルホジッチ監督をサポートしていたと会見で強調したが、本当にサポートしていたならばこんな結末にはならない。後任を引き受けるなんてあり得ない。
— 岩本義弘 (@ganpapa) 2018年4月9日
「自分たちのサッカーが…」とか言えるレベルにないし、せっかくハリルホジッチという戦略家が来たのに、何も学ぼうともせず、結局提示された戦術を理解・表現できずに、これじゃ合わないとかふざけてる。合わせるんだよ。合う合わないを言えるレベルにねえんだよ。できないことを合わないで誤魔化すな
— まりーしあ。 (@28c120714) 2018年4月9日
ハリルホジッチ監督がそれほど優秀・緻密で、親善試合は情報戦を仕掛けていて、用意周到な準備をしていたならば、なぜ内部かつ身内のJFA技術委員会や選手を納得させることができなかったのか。そこは監督のマネージメント能力だと思うわけで、そこから派生するのが今あるハリル擁護論への違和感です。
— 小澤一郎(Ichiro Ozawa) (@ichiroozawa) 2018年4月10日
ハリルホジッチを擁護している訳ではなく「たとえ負けるとしても、ここまで積み上げて来たものがちゃんと機能するか本番でちゃんと確かめたい(のに機会を奪われた)」というのが正しいですかね。ブラジル大会の反省からこれまでがあるわけで。擁護派よりも、「ちゃんと検証したい派」って呼んで欲しい。
— ぺこ (@pecojpn) 2018年4月10日
ハリルホジッチを解任できたのはアジア最終予選のあった2017年9月までだ。真剣勝負の内容から判断して本大会で結果を残すのは無理だとたのなら仕方がない。だがそれ以降はすべてテストマッチ。試合内容をどうこう言える試合はひとつもない。
— スケゴー (@sukego_fut) 2018年4月11日
選手たちとの信頼関係? 笑わせるな。
ハリルホジッチよりもW杯を知っている選手などいるのか?
せいぜい岡ちゃんの下で奇跡を起こしただけだろう?選手との信頼関係に問題のある監督などいくらでもいる。その場合、監督が選手を干すんだよ。当たり前だろ?
それは日本でも当たり前のはずだった。— 蓮 (@ha_suuuuuu) 2018年4月11日
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解任賛成と監督擁護などたくさんの意見が戦わされていますが、なぜこの時期にという疑問が最も大きそうで、
その点監督の怒りももっともだというところだと思います。
まとめ
ワールドカップ2か月前での電撃的な解任、監督交代が、日本サッカーにとって吉とでるか凶とでるかは、
西野新監督の手腕ととともに、これまで結果を出せなかった責任の一端を担う各選手の奮起にかかっています。
チームとして一つの目標に向かって結束して行けるのか今後の二カ月をはらはらしながら見守ってゆきたいと思います。
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