カーリングの日本代表チームは北京オリンピック2022大会でまたメダル獲得となるのか?
平昌五輪で銅メダルを獲得し、一躍人気者になったカーリングの女子代表メンバーと、五輪の男子代表の選手がそれぞれペアを組み出場しているのも見所です。
チーム戦以外にカーリングの混合ダブルスには「パワープレー」という通常の4人制試合にはない特殊なルールがあります。
パワープレーとはどんな決まりなのでしょうか。
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カーリングのパワープレーって何?
カーリングの混合ダブルスは、平昌五輪でカーリング女子が銅メダルに輝いた4人制とはルールがかなり違います。
まず1チームは男女1人ずつだけ。
交互に石を投げるエンド数(野球のイニング)も8回とやや短めです。
各エンドの最初には、両チームがまずハウスの真ん中付近に石を1個ずつ置いた状態からスタートします。
ハウスとはリンク上にあるダーツの的のようなカラフルな円のことです。
最終的にハウスの中心に近い位置に残った石の数が、そのチームの得点となります。
つまりカーリングの混合ダブルスは、お互いが大量点を取りやすくして、エキサイティングな試合にする仕組みになっているわけです。
「パワープレー」も混合ダブルスだけの特別ルールです。
先ほど述べたようにエンドの最初にはまず、両チームがハウスの中心に石を置いて始めます。
ただし1試合中1回だけ「パワープレー」を宣言する権利があり、その場合そのエンドの最初に、石を真ん中ではなくハウスの右寄りか左寄りに置くことができます。
中央が空いた状態になるため、特に後攻チームはたくさんの石をハウスの中心付近に置くことができ、より大量点を取りやすくなるわけです。
他スポーツでのパワープレー
カーリングのパワープレーは最近できたルールですが、他のスポーツでも以前からあります。
アイスホッケーでは、反則によるペナルティーで選手が暫定退場となると、一時的に片方のチームは少ない人数で戦うことになります。
この時の人数が多いチームの攻撃をパワープレーと呼び、点も取りやすくなるわけです。
サッカーでも、残り時間が少なくなると、負けている側のチームはMFやDFも前線に上がり、FWの人数を増やして何とか得点しようとします。
これもアイスホッケーの用語を転用して「パワープレー」と呼ばれています。
ネットの反応
出典:twitter
まとめ
パワープレーというと、なにやら力任せのガチンコ勝負、というイメージに聞こえます。
スポーツでは「大量点を取れるチャンス」という意味のようですが、もの静かなカーリングでも、パワープレーでは石が激しくぶつかり合い結構「パワフル」らしいです。
確かに点を取り合いシーソーゲームになった方が、観客としては楽しめますからね。
人気を一過性にしないために、カーリング界も工夫を重ねているようです。
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