ボクシングの世界主要4団体で6階級制覇を果たした「英雄」マニー・パッキャオ選手が、15日にWBA世界ウェルター級王者、ルーカス・マティセ選手とのタイトル戦に挑みます。
パッキャオ選手にとってはちょうど1年ぶりの再起戦となります。
英雄とはいえ、パッキャオ選手もすでに39歳。試合の予想はどうなのでしょうか。
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パッキャオvsマティセの日程と予想
パッキャオ選手は1978年、フィリピン出身の39歳。スタイルはサウスポーです。
ライトフライ級でプロデビュー以来、次々と階級を上げながらスーパーウェルター級までの11階級を渡り歩き、その過程で幾多の名王者・名選手を撃破。
アジア人初、ボクシング史上2人目、史上最多タイ記録となるメジャー世界タイトル6階級制覇を成し遂げ、フィリピンでは英雄的存在でもあります。
戦績は68戦59勝(38KO)7敗2分です。
2016年にいったん現役引退しましたが、すぐに復帰。
17年7月に、WBO世界ウエルター級王座の初防衛戦でジェフ・ホーン選手に判定で敗れ、今回がタイトル挑戦の再起戦となります。
マティセ選手とのWBA世界ウェルター級王座タイトルマッチは、マレーシア・クアラルンプールで、日本時間7月15日午前に開催予定となっています。
ファンの予想はどうでしょうか。
ネットの予想まとめ
出典:twitter
マティセの戦績と強さ
パッキャオ選手の挑戦を受けるマティセ選手は、1982年9月27日、アルゼンチン生まれの35歳。
身長は168cm、リーチは183cm。ボクシングスタイルはオーソドックスです。
「ハードヒッター」として知られており、最大の武器である右フックで何度も痛烈なKO勝ちを収めています。
戦績は44戦39勝36KO4敗。KO率は82%と非常に高く、優れたハードパンチャーぶりを示しています。
今年1月に米カリフォルニア州で、WBA世界ウェルター級1位のティーラチャイ・クラティンデーンジム(テワ・キラム)選手とWBA世界ウェルター級王座決定戦を行い、得意の右フックで8回KO勝ちを収め、新王者に輝きました。
35歳とはいえパンチ力は衰えていない様子。KO勝ちを量産してきたハードヒッターが、ついに「英雄」相手の初防衛戦に挑むことになります。ファンの予想通りの好試合となるでしょうか。
まとめ
「パッキャオvsマティセ戦」は、5、6年前であれば相当の世界的な大注目マッチとなったのでしょうが、いかんせん超人「パックマン」も今や39歳。
政治家などの活動も多忙なようですし、長年連れ添ったトレーナーとの関係も解消されるなど、試合には不安を指摘する声もあります。
しかし、本人はまだまだ現役続行へ強い意欲を見せているそうです。
アジア人としても「オジサンパワー」を世界に見せつけてほしいと思います。
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