体操の全日本選手権が27日開幕しました。個人総合の予選で、男子は昨年の世界選手権銅メダルの白井健三選手が6種目合計86.099点となり、首位発進しました。
一方、11連覇がかかる「絶対王者」内村航平選手はあん馬で落下し、約1点差の5位と出遅れました。
強い白井選手ですが、最近さらに大人っぽく、身長が伸びた印象です。
29日の決勝で、白井健三選手は果たして内村選手の11連覇を阻めるのでしょうか。「本ページはプロモーションが含まれています」
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白井健三が強い!
白井健三選手は、横浜市生まれの21歳。両親が指導者で、3歳から体操を始めました。
得意の床運動で中学時代に全日本種目別選手権2位となり、脚光を浴びました。
神奈川県の岸根高校卒業後、現在は日体大に在籍しています。
白井健三選手は、ひねり技が非常にうまく、ものすごい高速回転を武器としています。「ミスター・ツイスト」や「ひねり王子」との異名もあるほどです。
世界大会で新しいひねり技を次々と成功させ、男子の床運動と跳馬で三つずつ「シライ」と名のつく技を持っています。
リオ五輪は団体総合金メダル、種目別跳馬で銅。世界選手権は2015年の団体総合、13、15年と床運動で金。
17年世界選手権では床運動と跳馬で金メダルを獲得したほか、個人総合にも出場。
個人総合7連覇を目指したエース内村選手が予選で負傷棄権した中、白井健三選手は銅メダルを獲得し、着実に内村選手に次ぐオールラウンダーとしての実力を増しています。
強い白井選手、ぐんぐん伸びた成績ほどではないものの、身長も若干伸びたようです。
https://twitter.com/kenzo8824/status/917198670197641221
身長伸びた?大人びた気がする白井選手
いつも明るい笑顔が印象的な白井健三選手。いままでは強い体操ニッポン男子の中でも「弟分」として、少年っぽい初々しいイメージがありましたが、その彼ももう21歳。
最近は身長も伸びて少し大人びた感じもします。
実際、白井健三選手が17歳のころの身長は161cmだったそうですが、現在は163cmと4年間で2cm伸びた様子。
体重も50kgから現在は54kgと、さらにがっちりたくましさを増したようです。
yurchenko3.5twists! 自信がついた練習になりました☺️ pic.twitter.com/yHumMXVBqH
— Kenzo shirai (@kenzo8824) August 4, 2016
白井健三へのネットの反応まとめ
出典:twitter
まとめ
体操では、地味に見えるあん馬が意外と鬼門なようです。
全日本予選でも内村選手が落下し、白井選手も3月の大会で2度落ちています。
白井選手は今回はあん馬をうまくまとめ、成長を示しました。
種目別世界一に輝いた得意の床運動と跳馬での爆発力は健在。
ただ内村選手との差は、落下などの大過失が出ればひっくり返るほどわずかです。
君臨してきた絶対王者を超え、初の日本一となれるか。決勝では白井選手の真価が試されそうです。
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