2025年に開催される国際博覧会(通称:万博)が日本の大阪で開催されることが、11月24日未明(現地時間23日)に行われた総会での投票で決定しました。
総会はパリで行われ、170カ国の代表による投票で立候補していた、ロシア、アゼルバイジャンを抑えて、見事日本が選ばれました。
立候補は3カ国でしたが、その中から最終的に選ばれるなんてすごいですよね。
開催地は大阪の夢洲(ゆめしま)という人工島が会場となることも決まっていますが、大阪に住んでいる人も知っている人は少ないという場所が夢洲なのですよね。
それでも万博会場として決まった夢洲とは、一体どんなところなのでしょうか?
今回は今話題になっている開催地大阪の「夢洲(ゆめしま)」についてまとめてみました。
「本ページはプロモーションが含まれています」
Contents
大阪万博が開催される夢洲ってどんな場所?
そもそも日本に決まった、大阪で開催することになった・・・まではわかりますが
会場の「夢洲」ってどこだよ!と疑問に思いませんでしたか?
実はこの「夢洲」ですが、大阪人にとってもあまり馴染みがある場所では無く、普段は行かないようなへんぴな場所で、名前の「夢洲」とは似つかない殺風景な場所なのですね。
会場に決まった夢洲ですが、大阪府大阪市此花区にある大阪湾岸エリアに埋め立てられた人工島なのです。
近くにはテーマパークとして人気のある「USJ」が同じ此花区桜島にあり、港区天保山には1990年に開館し、世界最大級の水族館として見どころも多い「海遊館」などが、周辺施設として存在しています。
肝心の会場となる夢洲にはどんな施設があるのか?というと、実はアミューズメントやエンタテインメントで楽しめるような施設は無く、施設らしい施設と言えばほとんどがコンテナ・ターミナルという立地なのですが、意外にもコンビニのセブンイレブンの店舗があるそうです。
夢洲で働く人たちのために、無くてはならないコンビニですものね?
ただコンビニが1店舗だけだと、店舗は常に来客で混雑していて大変そうでもありますが、お店にとってはライバル不在で、儲け独占状態かも知れません。
周辺の就労人口によっては、ピーク時とアイドルタイムの繁忙期と暇な時間帯の落差で、営業困難になるかもな?などと、余計な心配をしてしまいますね。
ということで夢洲には現在アミューズメント・エンタテインメント系の娯楽施設などは一切存在しておらず、コンテナターミナルや物流施設以外は無くほぼ空き地が多い立地のようです。
・・・となると、空き地の部分に色々なパビリオンなどの施設を、建設していくことになりそうですね?
万博会場までのアクセス方法は?
夢洲へのアクセス方法については、現在のところの交通手段としては「北港観光バス」に乗車していく方法があるようです。
セレッソスポーツパーク舞洲で降りて、そこから30分ほど歩かなくてはなりません。
万博が開催しても30分も、歩かなきゃいけないの?・・・それは嫌ですよね。
でも安心してください。
2025大阪万博開催地に夢洲が決定したことにより、大阪メトロ中央線を延伸して夢洲駅(仮称)を新たに設けることで、夢洲駅までの交通経路を軸にしたアクセスルートが計画されています。
計画では夢洲駅を軸として、大阪市内の主要駅からもシャトルバスを運行する計画があるようです。
また大阪メトロ中央線以外にもJR、京阪が延伸するという話もあります。
大阪メトロ中央線は、2024年の開業を目標として計画されているようなので、もしこの計画が予定通り実現すれば、じゅうぶん万博に間に合うことになりますね!
総合型リゾート(IR)建設でカジノができる?
カジノができるってほんと?
大阪府の松井一郎知事が、カジノを設置した総合型リゾート(IR)を建設する、と発言したことで、夢洲を知った人もいるかもしれませんが、この度めでたく大阪万博2025の誘致が決定したことによって、IRの開発がより現実味を帯びてきたようにも思えます。
でもどうなんでしょうか、本当に成功するのでしょうか?
なんだか失敗に終わりそうな気も、少ししますけどね・・・。
まぁ、そこはなんとしてでも成功させたいためなのか、あのUSJを経営不振から建て直して現状のような、超優良繁盛施設に大化けさせたことで知られる森岡氏に協力を求め、森岡氏もこれに応じたそうです。
もしUSJのような施設が、大阪万博を機に開業するのだとしたら、もっと楽しみが増えるかもしれませんね?
ネットの反応
出典:twitter
まとめ
いかがでしたでしょうか?
夢洲の名前だけは知っていた人も知らない人も、今後の夢洲が2025年の大阪万博開催までに、どんな場所に変貌していくのか楽しみですよね。
一方では、すでに過去に開催したときの万博公園が存在しているので、経費を抑えるためやアクセスの便利さなどから、その場所で開催してもいいのではないか?との声も上がってはいます。
確かにすでに現存しているスペースなどを活用することで、大幅なコスト削減にもなりアクセスなども便利で行き帰りも楽ではありますよね?
今となっては会場が夢洲に決定してしまいましたので、現状の何も無い「負の遺産」ともみられて肩身の狭い思いの「夢洲」が、どんなに素敵な万博会場に変身するのか、そちらの方が楽しみとなって今後に期待できる気がします。
■関連記事
この記事へのコメントはありません。