天才的な実力を持ち、キックボクシング界で圧倒的強さを誇る「神童」那須川天心選手(RISE&ISKAオリエンタルルール世界バンタム級王者)が、ロッタン・ジットムアンノン選手(タイ)と対戦するRISE世界フェザー級王座決定戦が、6月17日に幕張メッセで行われます。
那須川天心選手といえば「入場曲がかっこいい」とファンの間で話題。
「父親譲り」というその曲は?
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那須川天心の入場曲は?
那須川天心選手は千葉県生まれの19歳。アマ時代から圧倒的な強さを誇り、プロ転向後もほぼ全ての試合でダウンを奪うなど軽量級離れした高いKO率を持ちます。
16歳でRISEとBLADE王座、17歳でISKA世界王座を獲得、19歳で2階級上のムエタイ王者に勝利するなど「キックボクシング史上最高の天才」とも呼ばれ、将来が嘱望される格闘技界の逸材です。
ファンに評判の入場曲は、矢沢永吉さんの「止まらないHa〜Ha」。
父親の那須川弘幸さんが矢沢永吉さんの大ファンで、天心選手もプロ転向後から入場曲に使いたかったそうですが、父親から「お前はまだこの曲を使う器じゃない」と止められていたとも。
ようやくプロ6戦目から父親の使用許可がおりたそうです。
矢沢永吉好きの父親の経歴は?
自身が大ファンという「矢沢入場曲」を許可した那須川天心選手の父親、弘幸さんは現在48歳(今年2月時点)。
もともとは内装業を経営していましたが、小さいころから天心選手の才能に目を付け、仕事をセーブしてほぼつきっきりで練習を指導。
大会でいつもの動きが出来ていないと、帰宅後すぐ食事も取らずに何時間でも反復練習をやらせるなど、厳しい指導を続けてきたそうです。
那須川天心選手は幼い頃に空手からキックボクシングに転向しましたが、ジムには所属せず、自宅で父親とマンツーマンの練習をしながら、ジムへ出稽古に行っていたそうです。
父親・弘幸さんはその後ボクシングのトレーナーとともに「TEAM TEPPEN」を結成。
さらに自前のジムの必要性を感じ、2016年に自分で内装工事を手掛けた「TEPPEN GYM」を千葉県松戸市にオープンし、会長に就任しました。
弘幸さんは格闘技経験はあるもののプロではなく、一から独学で学び、現在はトレーナーの一人として同ジムで子どもたちなどを指導しているということです。
https://www.instagram.com/p/Bd94Z17B7Ex/
那須川天心の入場曲のネットの反応
出典:twitter
まとめ
天心選手の試合、どれも超絶な強さで、まだ19歳とは驚くばかりです。
格闘各界は天心選手に熱烈ラブコールし、天心選手自身、今後は格闘技のどの道に進むか思案中の様子。
どの競技を選んでも、世界的にメジャーな選手を目指して欲しいと思います。
それにしても、ボクシングの井上尚弥選手も父と二人三脚ですし、強い選手は「親子鷹」が当たり前なのでしょうか。
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