キックボクシング界の「神童」那須川天心選手と、タイの国技でもあるムエタイの強豪、ロッタン・ジットムアンノン選手との対戦(3分5R)が17日夜、いよいよ行われます。
ロッタン選手とはどんなファイター?wikiにはないその生い立ちやトレーニング法とは?
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ロッタンwikiにはない生い立ちとは?
ロッタン選手は現在21歳。タイで最高の権威があるムエタイ競技場であり、独自のランキングも定めている「ルンピニースタジアム」認定のスーパーフェザー級1位という、ムエタイ最強選手の一人です。ちなみに「ロッタン」はリングネームで「戦車」とのこと。
ロッタン選手の強さの源には、wikiにはない彼ならではの生い立ちがあるようです。
自身の話によると、彼は10人兄弟で実家が貧しく、毎日食事をとることも大変だったため、7歳の時にムエタイをやって稼ごうと決意したそうです。
タイの田舎のジムで練習を開始。子供なので練習はきつかったものの、「家族に対する責任があったので乗り越えることができた」とロッタン選手。
両親への感謝を込めて、ムエタイでお金を稼いで楽をさせてあげようというハングリー精神が、その強さを育んだようです。
ロッタンのトレーニングとは?
ただそうしたハングリーさを持つのはロッタン選手だけではなく、同じような生い立ちの子供が集まる場所がムエタイだといいます。
選手層も想像を絶するほど厚く、強くなければ生き残れない世界。きつい練習に耐えられず、辞めていく選手も多いそうです。
wikiにはありませんが、少年時代から数えると500戦近くこなしてきたというロッタン選手。
「どんなにハードな練習でも『きついなぁ』とため息をつくのではなく、『それでも楽しい』と思ってやることが大切。僕にとって練習というのは、もう家族みたいなもの」と言います。
それだけに練習量は驚異的なようで、3週間前に試合日が決まれば、21日間毎日練習を続けるとのこと。日曜日も完全にオーバーホールするのではなく、簡単な練習はするようにしているそうです。
那須川戦に際しては「これまでの相手より強い選手なので、ディフェンスをしっかり練習してきた。今回はムエタイと違ってヒジ打ちや首相撲もないが、それも練習してきたので問題ない」と自信を示しています。
ロッタンに対するネットの反応は?
出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180616-00000009-gbr-fight
まとめ
試合前日の計量では、両選手ともリミットちょうどの57.15kgで一発クリア。
記者会見でロッタン選手は終始堂々とした態度で「全力で戦う。もし天心に自信があるのなら逃げずに正々堂々と打ち合ってくれ」と話しました。
天心選手も「逃げるつもりはない。全部カウンターを合わせて倒す。絶対の自信がある」と動じず。
二人とも20歳そこそこで王者の風格。いい試合となりそうです。
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