平昌五輪で金メダルを獲得した女子スピードスケートの小平奈緒選手。
日本帰国後も滞在わずか48時間で再び3~4日に中国で開かれる世界スプリント選手権へ向かいました。
五輪では小平奈緒選手とライバルのイサンファ(李相花)選手との戦いが印象的でした。
二人の記録を比べてみました。
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イサンファ選手と小平奈緒選手の記録を比較!
韓国ソウル生まれのイサンファ選手は現在29歳。
小学1年からスケートを始めぐんぐん上達、世界的な実力者になりました。
五輪はトリノから平昌まで4大会連続出場。
500メートルではバンクーバー、ソチと2大会連続で金メダルを獲得しました。
イサンファ選手と小平奈緒選手の500メートルの記録を比べてみました。
イサンファ選手は数年前まで小平選手の記録を上回ってきました。
009年、小平選手が初めて日本記録を出した時でも37秒50。
イサンファ選手は次々と記録を伸ばし、13年には36秒36の世界記録をつくりました。
一方小平選手はなかなか37秒の壁を破れず。
しかし16年以降は形勢が逆転。
17年に小平選手は初の36秒75を記録し、昨年には36秒50まで急速に縮めました。
そして小平奈緒選手は平昌では36秒94の五輪新記録で優勝。
イサンファ選手とは0秒39の大差を付けました。
イサンファ選手と小平奈緒選手のエピソード
イサンファ選手と小平奈緒選手はライバルながら実は大親友でもあります。
平昌の500メートルの試合直後、小平選手は韓国語で「チャレッソ(よくやったね)」と声を掛け、英語で「今もリスペクトしているよ」と元女王をたたえました。
イサンファ選手も泣きながら「あなたを誇りに思う」と返し、二人で肩を抱き合ったシーンは世界に感動を呼びました。
小平選手は長い間イサンファ選手になかなか勝てずにいましたが、ようやく2014年ソウルでのワールドカップで初勝利。
レース後、急いで空港に向かう小平選手のために、負けて悔しいはずのイサンファ選手が自らタクシーを手配し、料金まで払ってくれたそうです。
平昌でもインスタグラムでお互いがふざけ合う様子をライブするなど、本当に心温まる関係の二人です。
ネットの反応
出典:Twitter
まとめ
ジュニア時代から互いに切磋琢磨しあってきたイサンファ選手と小平選手。
スポーツでは特にライバル意識が強い日本と韓国のトップ選手同士だけに、五輪では本当に大きな重圧に苦しんだことでしょう。
すべてが終わった表彰式の控え室。
心から解放された笑顔で談笑する二人の映像には、見ているこちらも心を動かされるものがありました。
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