ベースボール

金足農業吉田輝星選手はドラフトを蹴って進学する?

2019/08/07追記>>2019年夏の甲子園大会関連記事はこちら
金足農業高校の吉田輝星選手のドラフトを巡って、早くも話題になっているのですが
プロ野球関係者が注目する中で、吉田輝星選手がどの進路を目指すのか?

ドラフト候補として指名を受けて、プロ野球界で活躍する道を選ぶのか?
それともドラフトの指名を蹴って進学する道を目指すのか?

2018夏の甲子園大会でミラクルを起こし、カナノウ旋風を巻き起こした吉田輝星選手の
金足農業卒業後の進路についてまとめてみました。

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Contents

金足農業の吉田選手はどの球団のドラフト候補になるのか?

甲子園での4試合連続での2ケタ奪三振記録は、現楽天イーグルスの松井裕樹選手を含め
6人のみのタイ記録

8月21日(火)に侍ジャパンU-18高校日本代表メンバーの18名が決定しました。
金足農業高校からは投手として吉田輝星選手が選出されましたね。
2018夏の甲子園で金足農業フィーバーを巻き起こし、決勝戦まで進んだ原動力の投球は
今大会ナンバーワン投手の呼び声も高く、その実力とピンチに強い精神力を強く印象づけることになりました。

決勝戦こそ途中降板でしたが、予選大会から11回をたった一人で投げてきた吉田輝星選手に
球場で観戦する観客や応援団は声援を惜しみませんでした。

吉田選手の武器でもある、打者の手前でポップするストレートは、阪神の藤川球児選手の球筋と似通った軌道ですね。

大阪桐蔭の藤原恭大選手や根尾昂選手も、「吉田輝星選手が体調万全だったら打てなかっただろう」と、その実力を高く評価していましたし、西谷監督も「点差以上に接戦でした」と強敵だったことを認めていました。9月3日(月)から宮崎で開催される「アジア選手権」での活躍が期待できそうです。

さてドラフトで指名する球団の側からみて、即戦力として指名するか。それとも育成選手として
じっくり育てていくつもりかで、狙う選手がかわってくるわけですが、吉田輝星選手の場合は
速球は150キロとプロでも即実戦で使えるものの、もう一つ変化球の得意球がどれかと言えば
ハッキリとこの球、といえるほどの持ち球が決まっていないことがネックとなりそうですね。

速球を活かすためにも変化球の決め球をいくつか身に付けると、かなりプロでも
勝てる選手であることは衆目の一致するところです。

高校生から取って最低でも3年間を、長ければ5年間ほどを育成に当てられる余裕のある球団
ドラフト指名の候補に挙げるのではないでしょうか?

そういった点からドラフトで吉田輝星選手を、ドラフト1巡目で1位指名しそうな球団はどこか?
球団の現状戦力を分析してみると、高校生から育成をする環境を整えて、これまでも
トッププレーヤーを自前で育て上げてきた、ソフトバンクホークスが有力ですね。

ソフトバンクホークスは今宮健太や、投手では千賀武田といった高卒選手を育て上げてきた
球団の育成方針や環境が整っています。

また千賀や武田のような、先発で使える有望な高卒選手をここ最近では入団させていません。
先発陣の若返りと、千賀や武田に続く補充を考えると1位指名の可能性が高いでしょう。

他の球団でも野手陣が充実しており、現在の投手陣も比較的若くローテーションも上手く
回っている日本ハムも指名の可能性が高いでしょうか?
現状の若手投手陣のあとを引き継ぐエース候補を獲得しておきたいところですね。

父親の正樹さんの希望球団は「近くの球団」ということでしたが、近いという条件だと
楽天イーグルスになるわけですが、楽天の現状戦力でいえば将来のエース候補より
先立つものは引退間際の今江選手や藤田選手が退団したあとの補強が急務かと。

先発不足で困っている球団といえばヤクルトスワローズですね。
ヤクルトは投手陣の年齢構成が12球団のうちで一番若手がいない球団です。
30歳以上の投手が多く25歳以下の投手をほしがっている球団ですね。

ただヤクルトスワローズでは、先発をすぐにでも補強しなくてはならない状況なので
じっくり育成に時間をかけることができないでしょう。
補強するなら即戦力となる選手の中から選ぶはずですので、吉田選手の1位指名は
ないと考えた方が良いと思います。選ぶなら根尾昂選手でしょうか?

金足の吉田輝星選手はドラフトを蹴るのか、進学するのか?

2018夏の甲子園大会で「カナノウ旋風」を巻き起こして一躍注目を浴びた吉田選手。
ドラフト候補間違い無しとの声が高まる中で、「本人は進学希望」との声も。

果たしてその真偽はいかに?
父親も今大会の大躍進ぶりにびっくりしているほどなので、ドラフト候補の話も
急に現実味を帯びてきた話なのでしょう。

あくまでも本人次第との姿勢はともかく、進学の選択はないのでしょうか?
そのへんを調べてみました。

ある球団の東北担当スカウトは進学することを、今年の春先から金足農業・中泉監督から
言われていたようですね。
特に在京球団スカウトは「進学先は青森の八戸学院大学と聞いている」ことを明かしています。

本当に八戸学院大学に進学するのか?
実は吉田選手は2年生の頃から八戸学院大学の、正村公弘監督に投手指導を受けています。
正村公弘監督は投手育成に定評があり、投手として東海大浦安高校から東海大学を経て
社会人リーグのNTT東京で活躍しました。

金足農業の中泉監督にすれば、ここまで育ててもらった恩もあるし、正村公弘監督に預けて
もっと良い選手に育ててもらいたいという希望もあるのかも知れません。
そういった点からスカウトには、前述のように進学することを明言していたと思われますね。

ただし在阪球団のスカウトたちは、吉田選手の背後に見え隠れするプロ球団の影の気配に
八戸学院大学が同じ東北の楽天や、卒業生秋山のいる西武球団の選手供給源になっていることを
指摘して他球団を蹴落とすための作戦と見ているようです。

進学希望を打ち出してドラフト指名から距離を置き、締め切り間際のタイミングでプロ志望届を
提出することで、希望球団からの指名を受ける作戦ですが、まんいち希望球団以外から
ドラフト指名されたら、八戸学院大学へそのまま進学する、という作戦を描いているのでは?

もうひとつ言えることは、父親の正樹さんと中泉監督が、金足農業元監督(34年前のベスト4)の
嶋崎監督の教え子であるルートからの切り崩し、でしょうか?

プロ野球球団スカウトともパイプを持つ嶋崎監督からのアプローチが、希望球団の選択に
影響を与えることもあり得るので、U-18の大会後には動きが見えてくるのではないでしょうか?

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吉田輝星選手ドラフトネットの反応


引用元:Twitter

吉田輝星ドラフトまとめ

さてここまで読んで、あなたの感想はいかがでしょうか?
ドラフトに指名されるのは間違いなさそうですが、すんなりと希望球団に入れるのか?

それとも八戸学院大学への進学となるのか?
まだまだ本人自体も進路をきっちりと決めているわけでもなさそうですし、これからの大会
U-18日本代表でもっと評価を上げられるのか、もし途中で故障とかしたりしないだろうか?
とか、心配したらきりがありません。

ここはひとつ、落ち着くところまで見守って、一緒に紆余曲折も楽しもうではありませんか?
100回記念大会の優勝こそ逃したものの、吉田輝星選手の熱投は甲子園、全国を沸かせました。
それにしてもいい選手だわ!

■U-18日本代表選手が発表されましたね。ー8月22日追記ー

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