サッカーのFIFAワールドカップロシア大会は、モスクワで8万人近い観衆の中決勝を迎え、フランスがクロアチアに4-2で快勝し、自国開催の1998年以来2度目のW杯優勝を遂げました。
4大会連続で欧州勢がW杯優勝国に。優勝賞金は何と3800万ドル(約42億5千万円)だそうです!
W杯MVPにはクロアチアのモドリッチ選手が選ばれ、得点王は6ゴールのイングランドのケイン選手が獲得。
最優秀GKには全7試合にフル出場したベルギーのクルトワ選手が、若手で最も活躍した選手に贈られる「ヤングプレーヤー賞」には4点を取ったフランスのエムバペ選手が輝きました。
海外の反応をまとめました。
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フランスW杯優勝!海外の反応まとめ
準決勝まで「らしくない勝ち方」といわれたフランスでしたが、決勝では攻守のレベルの高さを見せつけ、貫禄のW杯優勝でした。
クロアチアも終始押し気味で健闘しましたが、フランスは常時試合を掌握。
持ち前の速攻堅守とここぞの決定力は、優勝にふさわしい強さだったといえます。
海外の反応はどうでしょうか。
出典:https://youtu.be/GrsEAvRerTg
クロアチアvsフランスの印象的なシーン3選
見応えある点の取り合いとなったフランスのW杯優勝試合。
疲労を感じさせないクロアチア渾身の猛攻をフランスは堅守で耐え抜き、逆にわずかな隙を逃さず点をもぎ取りました。
海外の反応も驚くハプニングもあった、印象的シーン3選をご紹介します。
その1 決勝初のまさかのOGとハンド!
フランスは18分、PA手前右でFKを得ると、FWグリーズマン選手がゴールへ向かうクロスを供給。
ボールは混戦の中でクロアチアFWマンジュキッチ選手の頭をかすめてネットを揺らし、W杯決勝初のオウンゴール先制点となりました。
今大会のオウンゴール数はW杯最多12点とか。
クロアチアはすぐにMFペリシッチ選手が見事な技術のシュートで追いつきますが、38分、CKからの密集で、当のペリシッチ選手がハンド。
VAR判定でPKとなり、グリズマン選手が今大会4点目となるゴールを冷静に決めます。
クロアチアは「意図的なハンドではない」と抗議しますが、主審はビデオで「試合の流れに影響した」と判断したようです。
その2 フランス圧巻の速攻2弾
クロアチアは動揺なく、後半もさらに攻勢を強めますが、ここでフランスの若さが躍動します。
59分、中盤でポグバ選手が右サイドのスペースにボールを送ると、エムバペ選手が快速をいかしてエリア内に。
パスを受けたグリーズマン選手のこぼれ球を、追いついてきたポグバ選手がミドルシュート。一度はブロックされたものの、もう一度拾い直して振り抜き「自分でパスし自分でゴール」という超絶フィジカルのミドル弾となりました。
フランスの勢いはは止まらず、65分、エルナンデス選手が左サイドで持ち運ぶと、中央のエムバペ選手へ。超速で持ち込みエリア外から右足を振り抜くと、強烈なシュートがネットに突き刺さり、ほぼ試合を決定づけました。
その3 世界が驚く乱入者!!
クロアチアが押し込もうとしていた後半立ち上がり、前代未聞の愚行が起こります。
突如、警備員のような姿の女3人と男1人が、手を上げながらプレー中のピッチ内に乱入し、試合が中断。
ロシアメディアによると、4人はプーチン大統領を批判するパフォーマンスを続けてきた女性パンクバンドの関係者とみられ、政治的な活動の一環で乱入したそうです。
すぐに拘束され連れ出されましたが、クロアチアはリズムに水を差される結果になり、世界中が憤慨しあきれるハプニングとなりました。
https://twitter.com/FIFAWorldCup/status/1018588511778189313
まとめ
W杯の決勝は、やはり世界最高の実力のぶつかり合いで、見応え十分の試合でした。
クロアチアも素晴らしい攻めをみせ、勝敗は点差ほどではない僅差だったと思いますが、やはり疲労は隠せなかったのでしょうか。
ないと考えたいですが、「闖入者」が試合の流れに影響したとしたらまったく残念です。
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