4月30日、実に12年ぶりに日本球界での公式戦勝利を挙げた中日ドラゴンズの松坂大輔投手。
次戦の先発は5月11日の対巨人戦(東京ドーム)が有力視されています。
人気のジャイアンツ戦とあってファンも大いに盛り上がりそうですが、気になるのは松坂大輔投手のグローブ。
随分派手なデザインで、ファンは「変わりすぎ」「かっこいい」とざわついています。
メーカーはどこなのでしょうか。
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松坂大輔のグローブが変わりすぎ?
松坂大輔投手のグローブ。よく見ると青地の生地に赤い縁取りがあり、エンブレムも何か「龍」のような形に見えます。確かに、他の選手のグローブと比べるとデザインがやや「変わりすぎ」のようです。
プロ野球選手は多くが、野球用品やグローブ専門メーカーと専属契約し、自分のこだわりのグローブを特注でひとつひとつ、細部にも注文しながら職人さんに作ってもらうのが一般的だそうです。
では松坂投手のグローブはどこのメーカーなのでしょうか。それは「RYU」です。
【#プロ野球 #横浜DeNAベイスターズ 】#筒香嘉智 が今日の中日戦で、横浜高校の先輩 #松坂大輔 と初対決
このカード1戦目、2戦目と続けてV打を放ちノッている主砲と輝きを取り戻しつつある右腕。
横浜高校が生んだ怪物同士の一戦は14時から‼(ハマの面担)
#baystars #スポニチ pic.twitter.com/v5UV9oEMRR— スポニチ編集局 面担さん (@Sponichi_Editor) April 29, 2018
メーカーRYUについて調べてみた
RYUのグローブは、「GLOVE STUDIO RYU」というメーカーが製作しています。
RYUとはやはり「龍」のことらしく、職人さんの名前から取られているようです。
エンブレムも龍のデザインを模しています。
RYUには公式カタログがあり、プロに限らず、アマチュア選手でも野球好きのマニアでも、だれでも注文できる「スペシャルオーダーシステム」とのこと。
カタログによると、RYUは何と一人の職人さんだけで、すべての工程を作っているそうです。
右投げ・左投げ用、大きさ、カラーなど実に17にわたる部分を顧客が細かく選ぶ仕組みになっており、ほぼ自分だけのオリジナルグローブを作ってもらえるようです。
グローブは牛皮をいくつも縫い合わせてつくるため、色もそのパーツごとに変えることができるようです。
カラーも10種類以上用意されています。
こうした手の込んだつくりを一人で仕上げていくため、注文から完成までには土日を除き30~45日もかかるそうです。
RYUのグローブは、岐阜県のスポーツ用品店「ますかスポーツ」だけで取り扱っているそうです。
相当レアな「変わりすぎ」グローブですが、松坂大輔投手のほか、何人かのプロ野球選手も愛用しているとのことです。
その勢いを加速させろ。 pic.twitter.com/GJDMW9VBf6
— glove studio RYU (@ryu_glove) January 17, 2018
ますかスポーツ軟式オリジナルオーダー
RYU401型
DHウェブ(カタログ外ウェブ)
価格 ¥40000(税別)※お手数おかけしますが商品に関する質問等はますかスポーツ様までお問い合わせ下さいませ。 pic.twitter.com/DE8i40bDOX
— glove studio RYU (@ryu_glove) April 26, 2018
グローブへの反応まとめ
出典:twitter
まとめ
かれこれ数十年前の子供時代、草野球やクラス対抗野球大会なんかをよくやっていましたが、グローブといえば黒か茶色と相場が決まっていました。まれに、赤や青のグローブの子がいると珍しがられたものでした。
今や一つのグローブで3色、4色もあるとは…。しかもこんなに細やかな職人の手作りとは知りませんでした。
プロ選手にとっては命と同じくらい大事なものでしょうし、まさに「芸術品」ですね。
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