ボクシングの華といえば豪快なノックアウト(KO)。ボクサーならだれもが目指す「強さの象徴」です。
プロ同士ですから連続達成は至難の業ですが、これを日本記録となる15試合も連続達成しているのが比嘉大吾選手。
15日の防衛戦でKO勝ちすれば16試合連続の日本新記録となります。どれほどの価値があるのでしょうか。
Contents
比嘉大吾選手の日本新記録16連続KOはどれほどの価値?
比嘉大吾選手以前の連続KO日本記録保持者は、元世界スーパー・ライト級王者、浜田剛史さんと、現役の渡部あきのり選手。
ただ、この二人は連続KO試合の中に世界タイトル戦は含まれていません。
ボクシングの場合、連続KOは、ある意味では格下の弱い相手とばかり対戦していれば何十回でも達成可能だといえます。
強い相手と戦ってKOすることにこそ価値があるわけです。
この点で比嘉大吾選手は3回の世界戦を含んでの記録。さらに15日にも成功すれば、その価値は一層増し、まぎれもない日本新記録といえるでしょう。
実は世界ではさらにすごい記録があります。
プエルトリコのウィルフレド・ゴメス元選手は1974年から81年にかけて32連続KO勝ちしています。これには14度の世界戦が含まれています。ゴメス元選手は3階級制覇も成し遂げており、事実上これが世界記録といえそうです。
ちなみに「鉄人」として恐れられた元世界ヘビー級王者マイク・タイソンは19連続KOでした。
日本の強者と比べてみた
では、日本人ではとりわけ強豪といわれるボクサーと比嘉大吾選手を比べると、その「連続KO」の日本新記録の価値はどうなのでしょうか。
5月に3階級制覇を目指す井上尚弥選手は、KO率は15勝13KOと高率ですが、連続では5回。引退した「神の左」山中慎介元選手は連続では9回。
かつて歴代世界戦KO率日本No.1だった内山高志元選手でも、負傷での引き分けを挟み、連続では10回です。
プロボクサーにとって、いかにKOを続けることが難しいか分かるようです。
4/14(土)フジテレビ 朝10:53~
関ジャニ∞クロニクル「スゲーなのに図鑑」に会長と比嘉が出演します
世界戦前日の放送です
関ジャニ∞のみなさんとの楽しいトーク、ぜひご覧くださいね
#具志堅用高 #比嘉大吾関ジャニ∞クロニクル – フジテレビ #fujitv https://t.co/GSh7vGcHgr … pic.twitter.com/PJzBz3ueD9
— 白井・具志堅スポーツジム(SGS公式) (@sgsgym1995) April 3, 2018
比嘉大吾選手の日本新記録に対するネットの反応
出典:twitter
まとめ
いよいよあと数日にせまった世界トリプル戦。
最近の雑誌の師弟対談で、比嘉選手は具志堅会長らの伝統を引き継ぎ、「沖縄ボクサーの神髄を見せたい」と決意をみせていました。
「将来はバンタム級も制覇し、会長の防衛記録も抜きたい」とも。
あふれる自信と力。防衛戦が楽しみですね。
この記事へのコメントはありません。