サッカー・FIFAワールドカップロシア大会は、30日から決勝トーナメント1回戦が始まります。
3度目の1次リーグ突破を果たした日本は、初の準々決勝進出を懸けて、7月3日午前3時から強豪ベルギーと対戦します。
ベルギーは優勝候補でもあり、日本にとっては「強すぎる相手」。
何か突破口はないのでしょうか。ん?ベルギーの守備に「穴あり」との声が…。「本ページはプロモーションが含まれています」
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ベルギー代表が強すぎる!
ベルギーといえば、日本ではチョコレートやワッフルで知られる、人口1000万人ほどの欧州の小国です。
ところが、ことサッカーに関しては強すぎる「大国」です。
FIFAワールドカップには第1回大会から3大会連続出場の実績を持つ古豪で、これまでの出場回数は12回、最高成績は4位。
代表チームはタレントが揃う世界屈指の攻撃陣と高い組織力を誇り、2015年のFIFAランキングで史上8ヶ国目の1位に。現在も3位です。
今大会の欧州予選では、圧倒的な強さをみせ欧州一番乗りで本大会の出場権を獲得。
本大会の1次リーグでは3連勝であっさりG組を1位通過。しかも3戦目は控え選手中心で、主力を休ませながらも強豪イングランドに勝利し、強すぎる選手層の厚さを見せつけました。
強さの源は圧巻の攻撃力。1次リーグ3試合では全32チーム中最多の9得点を挙げました。
1、2戦で連続2ゴールのルカク選手を中心に、E・アザール選手が2得点、メルテンス選手も1得点と、強力3トップで点を荒稼ぎしています。
中盤の核となるデブルイネ、ウィツェル両選手もバランスを取り合ってぐいぐい前進。
MFには高いキープ力を誇るデンベレ選手、空中戦に強いフェライニ選手もいます。
ここでボールを奪って一直線にゴールへ向かう急襲は、相手に守備の陣形を整える時間すら与えない鋭さです。
これら欧州トップクラスの強すぎる攻撃に、吉田麻也選手らを中心とした日本守備陣がどこまで踏ん張れるかが鍵になります。
https://twitter.com/BelRedDevils/status/1010468681451819009
ベルギーの守備に穴があるとの声も!勝機はある?
ではベルギーに弱点はないのでしょうか。実は強すぎる攻撃力の半面、守備には不安があると指摘する見方もあります。
ベルギーの守備の要は、マンチェスター・シティでプレーする世界トップクラスのCB、長身193cmのコンパニ選手です。
ところが今大会1、2戦は股関節痛の影響で出場せず。ようやく3試合目の終盤15分ほどピッチに立ち、復調をアピールしましたが、果たして万全でしょうか。
ベルギーは伝統的に優秀なGKを輩出する国として有名で、現在のクルトワ選手も非常に名手ですが、DFラインは3バックの背後を突かれると、ややもろさがあるとも言われています。
日本の攻撃陣がここを崩せるかもポイントになりそうです。
Happy and proud of today’s team performance. Let’s keep on going! #Belgium #REDTOGETHER #England #Russia #WorldCup pic.twitter.com/oDOgA6Py3Q
— Vincent Kompany (@VincentKompany) June 28, 2018
ベルギーに関するネットの反応
出典:twitter
まとめ
日本は1、2戦と素晴らしい戦いぶりで世界中から賞賛されたのですが、3戦目でサッカー界に議論を巻き起こす「戦略的消極試合」をして、残念ながらややみそがついた感もあります。
1ファンとしては全く問題ないと思うのですが、ならばこの際、ベルギー戦で再び世界を驚かせる日本らしいサッカーを見せて、「サムライの誇り」をメディアやファンの目に焼き付けてほしいと思います。
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