いよいよ4月1日に「新元号発表!」新元号は「令和(れいわ)」に決定しましたね。(2019/04/01:追記)この記事の「まとめ」に新元号発表の会見動画があります。「本ページはプロモーションが含まれています」
新元号は「令和(れいわ)」。出典は万葉集の三十二首「梅花の歌」
序文の「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す」から引用されました。https://t.co/TLX2DQZe2s
— ハフポスト日本版 (@HuffPostJapan) 2019年4月1日
天皇陛下が退位され、皇太子殿下が新天皇に即位される日程が来年5月1日に決まりました。これにより「平成」は2019年4月で終了し、5月からは新しい元号「令和」に変わります。
しかしなぜ、切りがいい一年の始まりの1月1日でも、年度始まりの4月1日でもなく、5月1日という中途半端な時期なのでしょうか。
Contents
元号が5月から施行なのはなぜ?
新元号「令和」が5月施行なのはなぜか。報道によると、改元と新天皇即位の日程をめぐっては政府内部で随分とせめぎ合いがあったようです。
天皇退位や改元の詳細を決めるのは安倍首相率いる首相官邸。官邸は当初、国民生活への影響や政治日程を考慮し「2018年末に新天皇が即位して、2019年元日に改元する」という案を考えていたそうです。
ところが天皇陛下の「ご意向」を重視する宮内庁が難色を示しました。
年末年始は皇室の重要行事が相次ぐ上、昭和天皇崩御から30年となる節目でもあり「陛下ご自身が儀式を執り行いたいお考え」と主張したそうです。
そこで官邸は次善の策として「19年4月1日即位」の年度替わり案を検討しました。
ところが今度は「年度替わりは転勤や入学などで慌ただしい」「中央官庁の人事異動と重なる」「3~4月は統一地方選で政治家が多忙」といった異論が噴出。
結局、大型連休中で国民生活が落ち着いており、「昭和の日」の後という区切りにもなるとして、第3案の「5月1日即位」に行き着いたそうです。
#京都御所 で報道関係者に公開された高御座(左)と御帳台です。来年10月22日に宮殿で行われる「即位礼正殿の儀」で使われます。#即位 #高御座 pic.twitter.com/crdbNnfN4s
— 東京新聞写真部 (@tokyoshashinbu) April 17, 2018
平成時のトラブル・一般人への影響は?
今回は5月ですが、思い起こせば、平成の改元も「1989年1月8日」というかなりイレギュラーな日でした。
昭和天皇崩御の翌日でありやむを得ないとはいえ、元号による日付をシステムに使用している企業などでは、プログラムの変更などを何日も徹夜で行うなど、大変ドタバタしたそうです。
元号が変わって「システムが日付を読み取れない」といった障害が起きると、商品の流通や決済などで大トラブルとなる恐れもあります。
零細企業では「なぜ多額の改修費用を負担しないといけないのか」と不満を持つ社もあるでしょう。
昭和時代に比べ、現在は西暦の使用がかなり浸透しているとはいえ、スマホやネットショッピング、電子決済などコンピューターの波及度合いは昔の比ではありません。
年金や医療、税金など公的なシステムもきちんと対応できるのか心配でもあります。
改元後も「平成」利用へ 納税や年金システム、混乱回避 https://t.co/F23IwaFhFn
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) May 12, 2018
5月施行へのネットの反応
この際,こんな不便な紀年法は止めて実務はすべて西暦に統一したらいいと思うよ.少なくとも公的文書はすべて西暦にすべし.元号はやりたい人が勝手に決めてもらってもいいけど,マニアな人たちの私的使用にとどめておいてください.強制は迷惑.#新元号公表
— magnyan (@magnyan_divb) 2018年12月5日
どっかのカレンダー屋が「このままだと間に合わないのでこっちで元号考えました」って言って勝手に考えた元号入りのカレンダー出したら買う。
— 影月 (@kagetsuki1988) 2018年12月5日
■新元号公表、4月1日以降に…「保守派」に配慮■について一言・・5月1日から変わるそのものを反対している方も居るのも事実。■私の個人的な意見ですが「2020年1月1日から【●●】に変わります。が(オリンピックを盛り上げるという意味も含め)歴史的にも良かったのかもしれません(`・ω・´)ハイ!
— 『ダジャレ作家』タカやん (@joke_takayan) 2018年12月4日
新元号公表4月1日以降。以降って何だよ。まだ決めてないのかよ。わざと国民を困らせようとしてるの? pic.twitter.com/jPnESdhh7C
— エセ@12月23日久保みねヒャダ (@ese19731107) 2018年12月4日
皇太子殿下からその元号でよいというお許しを得ているなら、もう公表してもかまわないのではないでしょうか。逆に、殿下からお許しを得ていないなら、たとえご即位の一月前であっても政府が勝手に新元号なるものを発表するのはダメに決まってます。
https://t.co/hoHqB6klXf— 甲村 雅俊 (@kmrmsts) 2018年12月5日
出典:twitter
まとめ
何か納得感が薄い今度の改元時期。準備のために早く新元号を公表すればと思うのですが、政府はなるべく改元直前の来年2月下旬以降に遅らせるとか。<2019年1月追記>新元号の発表は4月1日にする方向で準備をすると安倍総理が新年早々に公表しましたが、決まった新しい元号は「令和」という下馬評候補にも出ていなかった意外な感じのする元号となりましたね。新元号について詳しくはこちらの記事をご覧ください。>>新元号の予想は?
理由は「早く公表すると新天皇に関心が移り、二重権威状態が長引くから」。正直よく分かりません。
昭和や平成と違い今回は事前に十分準備期間があるにも関わらず、省庁や政治家が自分たちの都合で綱引きしているかのような、あいまいな一連の日程決め。
何とも非効率な「新時代スタート」となりそうです。
菅官房長官は、新元号は「令和(れいわ)」と発表しました。https://t.co/c5PMCPPtKo pic.twitter.com/aJqbFzNk4R
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年4月1日
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