第100回の記念となる夏の甲子園大会は、史上初となる大阪桐蔭2度目の春夏連覇達成で無事終了。
決勝戦の日の8月21日に「侍ジャパンU-18代表メンバーも発表されました。
高校日本代表の「侍ジャパンU-18日本代表メンバー」として発表された決定メンバーは、
9月3日から始まる「第12回BFA U-18アジア選手権」に出場する18名の選手たち。
夏の甲子園大会を沸かせてくれたU-18日本代表候補30名の選手たちの中から
甲子園での試合ぶりも併せて出場したメンバーの中から18名が決定されました。
2018侍ジャパンU-18高校日本代表に決定した18名の選手たち【捕手・野手編】を紹介します。
Contents
侍ジャパンU-18高校代表メンバーに選出された18名は?
9月3日(月)~9月9日(日)の日程で宮崎県において開催される
「第12回 BFA U18アジア選手権」に侍ジャパンU-18高校日本代表メンバー18名が出場します。
8月28日(火)に侍ジャパン大学代表と、侍ジャパンU-18高校代表は、壮行試合を行い
9月3日(月)18:00から始まる、U-18アジア選手権大会を香港との初戦を戦います。
侍ジャパン大学代表と侍ジャパンU-18高校代表との壮行試合は、明治神宮野球場において
8月28日(火)17:45から開始されます。(会場は15:50の予定/雨天中止)
<壮行試合大会ルール>
試合形式はDH制あり、コールドゲームなし、延長なし、両チームともに木製バット使用。
大学日本代表(1塁側・ホーム)対 高校日本代表(3塁側・ビジター)
U-18日本代表出場メンバー
投手
背番号 | 選手名 | 学校名 | 学年 | 投打 |
---|---|---|---|---|
11 | 柿木 蓮 | 大阪桐蔭 | 3年 | 右投右打 |
13 | 板川 佳矢 | 横浜 | 3年 | 左投左打 |
14 | 渡邉 勇太朗 | 浦和学院 | 3年 | 右投右打 |
15 | 野尻 幸輝 | 木更津総合 | 3年 | 右投左打 |
16 | 吉田 輝星 | 金足農 | 3年 | 右投右打 |
18 | 市川 悠太 | 明徳義塾 | 3年 | 右投右打 |
19 | 山田 龍聖 | 高岡商 | 3年 | 左投左打 |
17 | 奥川 恭伸 | 星稜 | 2年 | 右投右打 |
捕手
背番号 | 選手名 | 学校名 | 学年 | 投打 |
---|---|---|---|---|
10 | 小泉 航平 | 大阪桐蔭 | 3年 | 右投右打 |
22 | 根来 龍真 | 常葉大菊川 | 3年 | 右投左打 |
内野手
背番号 | 選手名 | 学校名 | 学年 | 投打 |
---|---|---|---|---|
1 | 中川 卓也 | 大阪桐蔭 | 3年 | 右投左打 |
2 | 日置 航 | 日大三 | 3年 | 右投右打 |
5 | 根尾 昂 | 大阪桐蔭 | 3年 | 右投左打 |
7 | 小園 海斗 | 報徳学園 | 3年 | 右投左打 |
8 | 奈良間 大己 | 常葉大菊川 | 3年 | 右投右打 |
外野手
背番号 | 選手名 | 学校名 | 学年 | 投打 |
---|---|---|---|---|
21 | 蛭間 拓哉 | 浦和学院 | 3年 | 左投左打 |
24 | 峯 圭汰 | 創成館 | 3年 | 右投右打 |
28 | 藤原 恭大 | 大阪桐蔭 | 3年 | 左投左打 |
代表チームスタッフ
氏名 | 所属 | |
---|---|---|
監督 | 永田 裕治 | 公益財団法人日本高等学校野球連盟 技術・振興委員会委員 |
ヘッドコーチ | 仲井 宗基 | 八戸学院光星高等学校 野球部監督 |
コーチ | 平川 敦 | 北海高等学校 野球部監督 |
コーチ | 小針 崇宏 | 作新学院高等学校 野球部監督 |
侍ジャパンU-18代表メンバー捕手・野手の選出理由とは?
■2018侍ジャパンU-18代表メンバーの選出理由を、選手ごとにまとめてみました。
まずは「捕手」から背番号順に敬称略で。
★背番号「10」小泉航平(大阪桐蔭)
小泉航平選手は178㎝・74キロの右投げ右打ちの強肩が魅力の選手。
遠投では100メートルを投げ、2塁へのけん制送球では1.9秒から2.1秒前後のタイムを誇る。
強肩のみでなく投手のリードも上手く配球や投手へのタイミングの取り方なども巧み。
強肩の魅力で評価されU-18日本代表メンバーに選出。
★背番号「22」根来龍真(常葉大菊川)
根来龍真選手はU-18日本代表メンバー候補30名には入っていなかったが
2018静岡大会と第100回甲子園大会での活躍ぶりを認められて代表入りが決定。
捕手に転向してから2年足らずとキャリアこそ短いが、その分だけ
将来の成長余地も見込まれる選手として期待されての選出。
次に「内野手」を背番号順に
★背番号「1」中川卓也(大阪桐蔭)
中川卓也選手は史上初となる2度目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭の主将として優勝に貢献。
175㎝・78キロの右投げ左打ち。メインのポジションはサードだが、根尾昂選手が登板の時は
ショートを守る。長打力はあるが後ろに控える藤原恭大選手・根尾昂選手に繋ぐバッティングを
意識しているようだ。ファーストも守れるために内野手としての守備範囲が広く重宝する。
★背番号「2」日置航(日大三)
日置航選手は中学のリトルシニア時代に通算打率5割超えというスーパー中学生の実績。
日大三高でも1年の秋からクリーンアップを打ち2017年春の都大会では5本の本塁打を記録。
2018春のセンバツでも5安打で1本塁打を放つ成績。コンパクトながらパンチ力のある打撃で
左右に打ち分けるバッティングセンスの良さと、球際に強い遊撃守備も評価され守備範囲も広い。
単打・長打・守備と攻守にバランスの良い選手。
★背番号「5」根尾昂(大阪桐蔭)
根尾昂選手は177㎝・78キロの右投げ左打ち。2018年の高校生として遊撃手ナンバーワンの
高い評価を受けている。打撃力の高さとともに投手としての評価も高く二刀流の代表的選手。
最速は143キロだが常時安定して135キロから143キロの速球を投げられる。
またストレートだけでなくスライダーでも球速130キロをマークする。直球と速い変化球の
コンビネーションで相手打者を打ち取る投球も体幹を上手に使った投球フォームが武器に。
★背番号「7」小園海斗(報徳学園)
小園海斗選手は178㎝・79キロの右投げ左打ち。プロ野球選手に引けを取らない守備の巧さ。
肩に自身があるためショートを守るときに深く守り、打者のヒットゾーンを狭めている。
守備の巧さとともに打撃力の高さと、走塁の速さも魅力。50メートルを5秒8で走り抜ける。
両親もアスリートのためDNAを受け継ぎ、長打力も抜群。高校通算本塁打37本を記録。
★背番号「8」奈良間 大己(常葉大菊川)
奈良間大己選手は静岡大会での22打数18安打、8割1分8厘という高打率の成績をマークして
県大会優勝に貢献した活躍が評価された。2018夏の甲子園では13打数4安打のみだったが
1回戦で本塁打を放ち、3回戦では4併殺に絡むなど、長打力がありながら守備力もある。
6月に発表されたU-18日本代表メンバー候補30名の中には入っていなかったが、県大会と
甲子園での活躍が評価されての選出。静岡のジーターと呼ばれている。
次に「外野手」を背番号順に
★背番号「21」蛭間拓哉(浦和学院)
蛭間拓哉選手は174㎝・82キロのどちらかというとがっちりタイプの左投げ左打ち。
浦和学院では1年の春からベンチ入りし、埼玉県大会では4番を打ちゆうしょうに貢献。
2年の時の埼玉県大会では本塁打4本、13打点と、決勝で花咲徳栄に敗退するも大活躍。
2年秋の新チームから主将としてチームを率い、3年春の県大会で花咲徳栄に勝ち優勝。
決勝では9回に同点本塁打を放つ、勝負強さも持つ。
★背番号「24」峯圭汰(創成館)
峯圭汰選手は171㎝・70キロと小柄な右投げ右打ち。打撃センスは抜群で足も速い。
2017年秋の神宮大会では準決勝で、今大会史上初となる2度目の春夏連覇を達成した
大阪桐蔭を破って決勝進出。実力のあるチームを率いてきた主将。
2018の春のセンバツでも準優勝の智弁和歌山に惜敗、ベスト8の成績。
手堅く守れる守備力が武器。
★背番号「28」藤原恭大(大阪桐蔭)
藤原恭大選手は181㎝・78キロの恵まれた体格の左投げ左打ち。大阪桐蔭の4番を打つ。
北大阪大会では打率6割3分6厘、2本塁打15打点とチームトップの成績。
腕力もあり筋肉の盛り上がりを誇示して相手投手を威圧できるオーラを放つ。
打席に立ったときの集中力は誰しもが認めるところ。狙って長打を打てるパワー。
昨年に練習中の右膝負傷で、公式戦から離れていたがこの夏には完全復活。
高校日本代表でもクリーンアップを打てる強打者として評価が高い。
侍ジャパンU-18代表ネットの反応
9月3日~9日に宮崎市で行われる、第12回BFA U18アジア野球選手権大会の日本代表(侍ジャパン)メンバー18人が発表されました。大阪桐蔭からは根尾昂選手など5人、夏の大会準優勝の吉田輝星投手(金足農)も選ばれています。 #高校野球 #甲子園 #侍ジャパン pic.twitter.com/9Bl8v5nf1Q
— THP☆高校野球・甲子園 (@thp_koshien) 2018年8月21日
U-18日本代表のメンバー決まった!
31日はこんなメンバーと試合できる??
メンツ豪華すぎ笑
少しでもいい試合できるように頑張ろ??
宮崎県選抜のみんな頑張ろう?? pic.twitter.com/HhaFwjaBae— 清田海成 (@Kkaisei0714) 2018年8月21日
高校野球の夏は、まだ終わらない!アジア制覇に挑む侍ジャパンU-18メンバー発表 #SmartNews
優勝監督が代表監督じゃないのね。 https://t.co/jgBk9AxEVg
— bBのおっさん( ̄∇ ̄) あああ dふぁ (@Vallya0310) 2018年8月22日
大阪桐蔭と金足農業でどれくらいの実力差があったのかは、
この表(U-18野球日本代表メンバー)を見れば一目瞭然よね。
そしてここでは桐蔭の選手と吉田くんはチームメイト。
今度は日本代表としていい試合ができますように。侍ジャパンU-18代表選手発表https://t.co/hRPqgWW6Hn
— 無糖 (@mutohnos) 2018年8月22日
ここに林優樹投手ら近江のメンバー、彦根東の増居翔太投手が入っていても、違和感ないなあ(個人の見解です)。
侍ジャパンU-18代表選手発表https://t.co/Qg1RKo6vSe #侍ジャパン— 毎日新聞大津支局 (@ootu9) 2018年8月22日
吉田個人は球質、スタミナ、球数、素晴らしい投手。でも圧倒的に強かった史上最高クラスの大阪桐蔭。決勝で選手層の厚さがモロに出た。
何が言いたいかというとこの後の高校日本代表????が楽しみなのです!甲子園を沸かせた最強メンバーが一致団結しアジアで闘うのです!https://t.co/vzBoO3qWPz— ジュンス (@j_superj79) 2018年8月21日
発表された侍ジャパンU-18代表メンバー。吉田輝星くん、今までの連投で肩や股関節は大丈夫?9月3日からでしょ。今はゆっくりしっかり休んでほしいと思うんだけど…??
そのなかで日置君の選出は嬉しいね?? pic.twitter.com/BbuiQzBDsw— のぶひろ (@14Nacl) 2018年8月21日
はい!招集されました!
創成館峯くん、侍ジャパンU-18代表??????
おめでとう!!
ジャパンのユニフォーム着て、このそうそうたるメンバーの中でもっともっと成長して大学野球に繋げておくれ♪ヽ(´▽`)/
https://t.co/tpkmpetMmq— 佐々野宏美 (@163suika) 2018年8月21日
U18の日本代表のメンバー大阪桐蔭から5人とかやばすぎ!
やっぱすごいなー #侍ジャパン— りょうすけ (@ryousuke_wowo) 2018年8月22日
U18日本代表すごいメンバーだ。内野手は中川選手以外遊撃手の選手。どんな守備位置になるか注目だ。私の勝手な見解だが、長距離打者よりも中距離打者の方が選ばれた感じだ。
U18の永田監督が、素晴らしい選手を選出してくれたと言っていたが、、だとしたら誰がこの代表を選んでいるのか疑問である。。 pic.twitter.com/Fc5HwMoMGp— 静岡県野球垢 (@baseball_4_j_k) 2018年8月22日
U18の代表メンバーが発表されて驚きの声が上がったが、これを見て驚く時点で日本の野球に対する認識がズレていることがわかる。なぜ驚かれたかといえば18人中ピッチャーが8人、内野手が5人、外野手は3人だったから。しかしこれがベンチ入りメンバーの正しい形である pic.twitter.com/Y6wCiqF3tM
— 返田 岳 Takeru Sorita (@nikosorit) 2018年8月22日
侍ジャパンU-18日本代表メンバー
監督永田裕治(YUJI NAGATA)54歳元報徳学園高校監督
ヘッドコーチ仲井宗基(MUNEMOTO NAKAI)47歳八戸学院光星高校監督
コーチ平川敦(OSAMU HIRAKAWA)47歳北海高校監督
コーチ小針崇宏(TAKAHIRO KOBARI)34歳作新学院高校監督小針監督キター!
— しょう (@SAKUSIN_TSAGAMI) 2018年8月21日
そういえばU-18日本代表のメンバー、贔屓目の林は抜きにしても明豊濱田に早実徳栄のW野村、健大高崎の山下に相模森下までいないんだけどスラッガータイプがほんとにいなくない?誰が4番打つの?
— らいぺくん?? (@trapsearch) 2018年8月21日
U-18の代表メンバーを見ていたら、スラッガータイプ全然いなくて、徹底的にスモールベースボールしようという意思が感じられる面子。
— 蔵建て男 (@kuratateo) 2018年8月21日
野球のU18代表、大学日本代表と壮行試合をするようだな。
豪華メンバーを見ていたら、映画ガルパンみたく大学代表メンバーに勝っちゃうじゃないのか?— 小出しの箱モバイル (@hnd48kodashi) 2018年8月21日
高校野球が終わり、U18アジア選手権大会の日本代表メンバーを見たら、高商の山田投手が入ってる。敗けはしたものの、猛打の大阪桐蔭を11奪三振の3点で抑えたのは凄かった。
— higewata (@higewata) 2018年8月21日
野球U18日本代表メンバー見てきたけど、西くんがいないということは高野連からマークされた可能性ありそう。
あれだけガッツポーズしてたらまぁやられそうな感じやったけど— 谷田 祐翔 (@824Hiroto) 2018年8月21日
U-18高校野球日本代表メンバーに河村君(日大三)、鶴田君(下関国際)、野村君(花咲徳栄)、北村君(近江)は入れてほしかった。ただ、はずせる選手が居ないのも事実。
吉田君(金足農)は入れなくても良かったんじゃ…。実力的にはエースなんだけど本当に無理させないでほしい。登板少な目でお願いしたい。— クロワッサン (@fullcombo500) 2018年8月21日
引用元:Twitter
侍ジャパンU-18代表まとめ
2018夏の第100回記念大会は大坂桐蔭の、史上初となる2度目の春夏連覇で幕を閉じました。
連日、甲子園球場で熱い闘いが繰り広げられ、2018の夏は金足農業「カナノウ旋風」が巻き起こり
一躍公立高校と秋田県がクローズアップされた記念の第100回大会でしたね。
私立学園全盛のなかで公立高校が8校も出場しました。
そのなかの秋田代表・金足農業のまわりも驚くような、胸のすく快進撃は
熱い夏に一陣の涼風を吹かせました。
その活躍は全国の野球ファンばかりでなく、日頃は甲子園に縁のない一般の人たちにまで
甲子園熱を伝えました。
その甲子園の決勝戦の日に侍ジャパンU-18高校日本代表メンバーが決定しました。
高校日本代表に選出のメンバーをみると、どの選手も実力・実績・素質ともに納得の顔だかり。
管理人の独断と偏見で選出されたであろう理由を推察しながら記事にまとめてみました。
記事内に不正確な情報やデータの誤りなどがあればお許しください。
ここに捕手・内野手・外野手編をお届けします。
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