比嘉大吾が16連続KOの日本新記録を達成できなかっただけでなく、初黒星を記した。
4月15日、フラフラで青白い計量後の試合の比嘉大吾は明らかに比嘉大吾ではなかった。
腰の入ってないパンチ、パワーのない試合でKO負けとなった。それでも経緯を知っていると涙が出るほど健闘したと思う。
今回の負けは、比嘉大吾の負けではない、具志堅の負けだ。そんな声もある。
初黒星に様々な声があがっている。
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比嘉大吾じゃなく具志堅の負け…??
経緯を知るものから言わせると、今回は比嘉大吾は悲劇の主人公のように映った。
・フライ級の減量が限界と陣営に直訴していた
・かつて減量でおかしくなり救急車を自ら読んだりパニック障害になったという話も
・しかし、ラストということで今回70日の短いスパンで12㎏の減量を強いられる
・計量では、フラフラ、直前まで寝ていて寝ぐせがあり、無精ひげ、活舌も悪く、顔も青白い。
・汗が一滴もでない状態までやったが、900オーバーで計量失敗
・誰がどう見ても、今回の試合に勝機を見いだせなかった状態
・それでも連続KOの日本新記録の期待はあった
・結果、TKO負けで初黒星
どう考えても比嘉選手に同情してしまうような流れであった。
1回目の計量でリミットを900gオーバーしたWBC世界フライ級王者の比嘉大吾。タイムリミットの2時間後までに落とさなければ王座はく奪。そうなれば日本人王者初の失態#WBC#計量 pic.twitter.com/QdFGqO6T9A
— スポニチ記者ツイート スポーツ (@sponichisports) April 14, 2018
これらの流れから、16連続KOにこだわりすぎ、フライ級続投を指示し、70日という短いスパンでの10㎏以上の減量を指示した陣営の責任がファンに問われている。
具志堅会長は深々と頭を下げて謝罪したが、今回、比嘉選手が悲劇に思えてファンの気持ちはまだ収まっていない。
比嘉大吾のTKO負けに様々な声
比嘉大吾って可哀想だね
具志堅の古い考えのせいであんなことになってしまったし
次頑張って欲しい
好きなボクサーやし— ゆうすけ (@ysk27b_b) April 15, 2018
比嘉大吾負けたかー
具志堅のせいで負けたようなもんだなー— 小林里駆︎︎ (@rikujsb3) April 15, 2018
比嘉大吾の負けじゃない。
具志堅用高はじめジムの偉い人の負け。2ヶ月スパンで世界戦なんてできるかボケカスハゲ
— 砂川凌平 (@ryohalen) April 15, 2018
具志堅のジャッジミス。
身体つき的に今の階級で、チャレンジさせたのは指導者が悪いということ。比嘉大吾は悪くなく完璧に指揮官のミス。
比嘉大吾はかなり被害者だよ。
具志堅は色々責任問題になるはずだよ。— ガットー (@goldcastle8192) 2018年4月15日
そして、今回の一件によって比嘉大吾選手と具志堅用高会長が別れてもいいと思っている。まだ22歳の比嘉選手がボクシング史に名を残す選手になるためには、ボクシングの本場で自分を磨く機会も必要だろう。もういい夢は見せてもらった。具志堅さんから卒業しても、絆が切れるわけではない。
— koh0516 (@koh0516) April 15, 2018
比嘉大吾は、体調が悪そうだった。前回から減量が厳しいと本人も言っていて、パニック障害だったのに階級を上げることに反対した具志堅さんには相当な責任があると思う。これで潰れないで復活してほしい。#ボクシング #比嘉大吾
— nasa884 (@nasa884) April 15, 2018
今週の水曜日に大井競馬場で具志堅用高と比嘉大吾のトークショーが中止になった。
— katsu (@takanawa355) April 15, 2018
比嘉大吾とネリを比べて
質問回答ネリ批判して比嘉擁護するのか
という声をよく聞く
結果は同じだから良いとはいえないだが
限界まで絞った比嘉と一キロも絞れてなおオーバーのネリそして謝罪無し勝利後お祭り騒ぎのネリとトップ具志堅が頭を下げた陣営の差は歴然
同じように評価されるわけはない pic.twitter.com/bTn3ZjIL8f— ボクシングを語ろう (@boxingfanbeet) 2018年4月15日
まとめ
今回は本当に非常に残念でした。
結果的にこうなったからこそ、批判がいきますが、同時に減量の過酷さを深く知るきっかけともなりました。
5階級制覇しているボクサーは強いだけではなく、調整能力が半端ないということにも気づかされます。
ただ、強いだけは王者でいられなく、陣営・減量、そのへんのいろんなことがかみ合わないと勝てないことを痛感しました。
比嘉大吾選手、まだ若いので今後、またいい形で復活していることを祈るばかりです。
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