WBA世界ライト級王者ホルヘ・リナレス選手が、13日に2階級王者ワシル・ロマチェンコ選手と対戦します。
世界が注目する一戦ですが、リナレス選手は日本人ファンにとりわけ大変人気があります。それはリナレス選手が大の日本好きで日本語が喋れるからでもあります。
「日本通」リナレス選手の横顔とは?「本ページはプロモーションが含まれています」
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リナレスは日本が喋れるの?
実は、リナレス選手の日本語は相当なものです。2010年、両国国技館で元世界2階級王者のチャベス選手を4回TKOで下した後、リング上で勝利者インタビューを受けている映像がユーチューブに投稿されています。
リナレス選手は、通訳も付けず、全部日本語で「皆さんこんにちは。今日はありがとうございます」と流ちょうに語り出します。
「チャベス選手、対戦してみてどうでしたか」とのインタビュアーの問いには「そうそうそう。チャベス強いよ。もうやらない方がいいです。もっと強くない人とやりたいです。がんばります」。
最後には「3階級制覇を目指します!」と堂々と日本語で宣言。会場は日本人ファンたちの爆笑と大拍手に包まれました。
Presale tickets are available now for @TRBoxing: @JorgeLinares vs @VasylLomachenko at The Garden on May 12! Use code "MSGSOCIAL" through 11AM tomorrow!
— MSG (@TheGarden) March 22, 2018
リナレスに日本人ファンが多い理由
リナレス選手はベネズエラ人で、1985年生まれ。2002年、17歳のときに来日し東京の帝拳ジムに入門しました。現在も帝拳ジムに所属しています。
大変まじめで優しい人柄でも知られるリナレス選手。日本語を一生懸命学び、ジム仲間やトレーナーらともよく馴染んでいる様子です。
日本食がお気に入りで、ワサビや刺身が好物とか。またコンピュータも好きで、よく秋葉原に通うという日本通でもあります。
2014年の東京での世界タイトル戦の前には「日本は私の家だから、モチベーションが全然違います。絶対に負けません。もうちょっと待っていてください。チャンピオンになります」と、記者会見で力強く(もちろん日本語で)宣言したそうです。
こうした一生懸命で真摯な姿が、日本人ファンを魅了する要因のようです。
https://twitter.com/JorgeLinares/status/937237909375131649
リナレスと対戦した日本人
日本語を話す「親日派」リナレス選手はプロ戦績のうち、過去2回、日本人選手と対戦しています。
2003年7月にはサンダー伊藤選手と戦い3回TKO勝ち。
2014年3月には、WBC世界ライト級2位荒川仁人選手と対戦し、10回大差で判定勝ちしています。
リナレスに対するネットの反応
出典:twitter
まとめ
13日のタイトル戦。ロマチェンコ選手は相当に手ごわい相手ですが、リナレス選手にもチャンスは少なくないはずです。
一日本人ファンとしては、リナレス選手に勝ってもらい、ぜひ日本語インタビューを聞きたいものです。
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