米国で11日に行われたテニスのBNPパリバ・オープンの男子シングルス2回戦で、ダニエル太郎選手(エイブル)が元世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)に勝ち、大金星を挙げました。
ダニエル太郎選手は、不振の時期も父親の励ましが力になって頑張れたといいます。
日本プロテニス界期待の若手、ダニエル太郎選手とはどんな人物?
そして父親とはどんな方なのでしょうか。
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ダニエル太郎選手の父親もテニスをしていた!?
ダニエル太郎選手は今大会、1回戦でツアー大会の今季初白星を手にした自信を、ジョコビッチ選手にぶつけました。
ジョコビッチ選手は故障明けで本調子には程遠かったものの、ダニエル選手がラリー戦で優位に立ち、粘り強い攻めで勝利をもぎとりました。
ダニエル太郎選手は、一昨年はツアー大会の試合で10勝を挙げましたが、昨年は4勝止まり。
勝てない悪循環に陥り、自信を失いかけた時もあったそうですが、父親らの助言で前向きな気持ちを取り戻したといいます。
ダニエル太郎選手の父親は、ポール・ダニエルさんという名前で、大学時代にはテニスプレーヤーだったそうです。
現在は会計士の仕事の傍ら、ダニエル太郎選手のコーチも務めているようです。
ダニエル太郎選手の経歴が面白い
ダニエル太郎選手は米国出身の25歳で、日本語、英語、スペイン語を話せます。
父親は米国人、母親は日本人です。
テニスは、元プレーヤーだった父親の勧めで7歳から始めました。
2010年にプロになり、世界ランキングは最高85位です。
憧れの選手はロジャー・フェデラー選手とアンディ・ロディック選手。
練習がオフの日には、卓球をしたり、昔のロックを聴いたり、ウディ・アレンの映画を見たりするそうです。
面白いのは、「ダニエル太郎選手がもしテニスをやってなかったら?」という質問への答え。
伝説のハードロックバンド、レッドツェッペリンが大好きで、「自分も1970年代にいて、ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジのようなミュージシャンになりたかった」そうです。
若いのに、相当「70年代ロック」にはまっているんですね。
ネットの評価・反応まとめ
出典:twitter
まとめ
ジョコビッチ選手が万全でなかったとはいえ、ダニエル太郎選手は今回の勝利で大きな自信を得たことでしょう。
得意なクレイコートのシーズンがこれから始まる時期でもあり、活躍が楽しみです。
テニス界は、ダニエル選手や女子の大坂なおみ選手ら新しい日本選手の頑張りが目立ちます。
エースである錦織圭選手は体調不良とのことで心配ですが、早く復帰して再びテニス界をリードしてほしいものです。
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