プロ野球が30日開幕し、福岡ソフトバンクホークスはオリックスと対戦します。
開幕投手は千賀滉大選手です。千賀滉大投手はもともと育成選手として入団しました。
育成出身の選手が開幕投手を務めるのはプロ野球史上初です。では、その意味とは?
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ホークス開幕投手の千賀滉大選手!
ホークスの開幕投手を初めて務める千賀滉大選手は愛知県出身の25歳。
野球では無名の高校卒業後、地元のスポーツ店経営者の薦めで育成選手としてホークス入り。ちなみにこの経営者は他球団にも紹介したものの、興味を示したのはホークスだけだったそうです。
千賀滉大投手はめきめき実力をつけ、昨年は13勝で最高勝率のタイトルを獲得。
WBCでも活躍して日本人で唯一のベストナインとなり、メジャーからも大注目される存在に成長しました。年俸も1年目の240万円から今季は50倍以上に爆増。将来はメジャー行きを希望しています。
まさに現代のジャパニーズドリーム。そして野球界にとっても大きな意味があるのです。
さあ、いよいよ明日開幕。予告先発は千賀投手です!チケットは残りわずか。明日は入場者に2017チャンピオンリングをプレゼント☆
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皆さん今シーズンもよろしくお願いします! #sbhawks pic.twitter.com/WhbvQhnih0— 福岡ソフトバンクホークス(公式) (@HAWKS_official) March 29, 2018
育成出身初の開幕投手!その意味とは?
育成選手は1軍2軍という正規選手の枠外にあるいわば「準プロ」で、年俸も非常に安いわけですが、ホークスは従来大変力を入れています。
千賀滉大投手入団と同時にプロ野球で初めて「3軍」を創設。年間で70~80試合をこなし韓国へも遠征。専用球場や寮など環境も完備しています。
ホークスは育成を「アカデミー」ととらえ、有望な若い子に野球のみならず社会常識や教養も幅広く教え、仮にプロとして成功しなくてもソフトバンクグループ内で就職させるなど、大事な人材として育てています。
ここ1、2年成果が出始め、千賀投手のほか甲斐捕手、石川投手、モイネロ投手ら1軍に欠かせない主力選手を続々輩出しています。
初の育成出身開幕投手・千賀滉大。ここには、プロ野球が目指す「原石を磨いてダイヤに変える」人材育成システムの完成形、という意味がこもっているのです。
開幕投手千賀選手に対するネットの反応
出典:twitter
まとめ
プロ野球やメジャーリーグで長いシーズンの始まりを告げる開幕試合は、歴戦の選手たちも緊張するそうです。
とりわけ先発投手は最高の名誉であり、プロ選手のあこがれでもあります。
千賀投手は「育成の星」として、今後は日本だけでなく世界でも活躍してほしいと思います。
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