米国で行われているテニスのマイアミ・オープンで21日、大坂なおみ選手が1回戦で、自分の憧れでもある元世界1位のレジェンド、セリーナ・ウィリアムズ選手と対戦しました。
WTAツアー初優勝を遂げたばかりの大坂なおみ選手。試合は世界のファンがため息をつくような結果になりました。
最新の海外の反応をまとめました。
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大坂なおみ選手の海外の反応
セリーナ・ウィリアムズ選手は4大大会優勝回数が現役1位という「超大物」。大坂なおみ選手がテニスを始めるきっかけにもなったスーパースターです。
そのウィリアムズ選手と今回、大坂なおみ選手は初めて対戦。
ウィリアムズ選手が出産明けで復帰したばかりと万全でなかったこともありますが、大坂選手が見事6-3、6-2のストレートで勝利しました。
最新の海外の反応をみると、ファンの複雑な思いが交錯しているようです。
Omg pic.twitter.com/D2K3H4ESAv
— NaomiOsaka大坂なおみ (@Naomi_Osaka_) March 21, 2018
大坂なおみ選手の評価と覚醒の理由は?
大坂なおみ選手は大阪市出身の20歳。ハイチ出身の父と日本人の母を持ち3歳から米国で育ちました。
15歳でプロになり、今年の全豪オープンで4大大会初の16強。強烈なサーブとフォアを武器に、ついに3月「準4大大会」BNPパリバ・オープンを初制覇しました。
今回のウィリアムズ選手はじめ、大坂選手は今年、元世界ランク1位のシャラポワ選手や現世界1位のハレプ選手ら世界の強豪を次々撃破。まさに才能が覚醒したかのようです。最新の海外の反応でも驚きの声が続出していました。
その鍵は、今季から指導するバインコーチにあるといわれています。バインコーチはウィリアムズ選手の元コーチでもあります。
男子並みのサーブに両ハンドの強打を持つ大坂なおみ選手は、最もウィリアムズ選手に似たタイプといわれます。
しかしバインコーチは、すべてのボールをハードヒットするのではなく、緩急をつけるなどクレバーなプレーを教え、その言葉が大坂選手に響いたようです。
バインコーチはウィリアムズ選手との試合後、「憧れの選手との対戦は難しい。落ち着きが出て2週間前とは違う選手になった」と、大坂選手の精神面の成長も強調していました。
まとめ
テニス関係者らが驚愕し絶賛するように、大坂なおみ選手はこの数か月で、持ち味のパワーに粘り強さが加わって、あっという間に世界のトップレベルに並びました。
スーパーアスリートは、ある時このように「目覚める」ことがあるのだなあと、あらためて感動を覚えます。
大坂選手、ぜひ「セリーナ後継者」として飛躍してほしいですね。
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