フランス伝統の自動車耐久レース、ルマン24・2018が6月16日に、フランス西部ルマンでスタートします。
日本チームではトヨタが、2台のハイブリッド車で悲願の初優勝に挑みます。
レースの予想はどうなっているのでしょうか。「本ページはプロモーションが含まれています」
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ルマン24・2018でトヨタの優勝は見れるか?
ルマン24・2018は世界耐久選手権(WEC)の一戦で、シーズンのハイライト。
F1のモナコ・グランプリ、インディカー・シリーズのインディ500と並んで、世界三大レースの一つともされる自動車界最高峰の戦いです。
ルマン24・2018では、トヨタは7号車、8号車の2台でレースに参戦します。
8号車を担当する中嶋一貴ドライバーは「毎年、期待を裏切り続けている。ワンツーフィニッシュで、いい結果を届けられるように頑張りたい」と、フランスへの出発前に語りました。
7号車の小林可夢偉ドライバーは「24時間、トラブルなくゴールまで持っていくことがチャレンジ」と意気込みを話しました。
レースの予想はどうなのでしょうか。
トヨタは優勝候補の最右翼とみられます。今回、ライバルのポルシェが昨季限りで最高峰のLMP1クラスから撤退。ハイブリッド車で参戦する自動車メーカーはトヨタだけです。
またドライバー陣も充実。特に、F1で通算32勝している名ドライバー、アロンソ選手が、今季からWECでもトヨタチームに加わっていることは大きな力でしょう。
5月にベルギーで行われた6時間レースのWEC開幕戦では、中嶋、ブエミ選手とともに8号車を運転して優勝。ルマン24・2018時間に向けて最高の滑り出しとなりました。しかも終盤はトヨタ7号車と競りながらワンツーフィニッシュ。
アロンソ選手はモナコGPも優勝経験があり、二つ目の栄冠に気合い十分のようです。
トヨタの過去の成績を振り返る
トヨタはルマン24参戦ではかなり歴史があります。最初は1987年に参加。1999年まで中断を挟んで総合2位になることもありましたが、F1に専念するため再び中断。
2012年から、ハイブリッドカーのTS030 HYBRIDで13年振りにルマン24に復帰。2台で参戦し予選で3位になり、決勝でもトップ争いを繰り広げたものの、クラッシュなどでリタイアしました。
2013年には決勝で2位に入賞。2014年は、予選で中嶋一貴選手がが日本人初のポールポジションを獲得し、リタイアしたものの、もう1台が決勝では3位に入賞しました。
2015年は表彰台に昇ることはできず。
2016年にはマシンをTS050 HYBRIDへ変更し、首位を快走し、悲願の初の総合優勝もほぼ決まりと思われた残り3分、マシントラブルによりトップを走っていた5号車がストップ。
これでポルシェに逆転を許してしまい、トヨタとして、そして初めての「オールジャパン優勝」が惜しくも消えてしまいました。
トヨタはいつも、予想されながらあと一歩で優勝を逃しており、今回のルマン24・2018優勝はまさに悲願といえそうです。
ル・マン開幕まで、あと5日。
ル・マン24時間レース
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ネットの予想・反応まとめ
出典:twitter
まとめ
自動車メーカーにとって、目指す最高の車とは「世界で一番速く走るクルマ」と「世界で最も頑丈なクルマ」でしょう。
もちろんドライバーも、スピードと持久力のトップを目指すのは他のスポーツと同じ。
その二つを競うのが、世界三大レースです。
F1ではなかなかうまくいかなかったトヨタ。ぜひ日本車の実力を見せつけて、優勝してほしいですね。
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