ボクシングで日本最速の3階級制覇を狙う井上尚弥選手とWBAバンタム級王者のジェイミー・マクドネル選手の試合を前に、22日予備検診が行われ、二人とも異常なしと診断されました。
井上尚弥選手が身長で10.3cmも低く、あらためて体格差が顕著になりましたが、ここである懸念も浮上してきました。それは……。
>追記
24日13時からの計量にマクドネルが遅れるとのこと。その反応についても追記しました。
Contents
井上尚弥の身長はマクドネルと10㎝差
予備検診の結果、井上尚弥選手の身長165.2cmに対しマクドネル選手は175.5cm。
当初言われていた15cm近い身長差よりは少なかったものの、胸囲もマクドネル選手が6cm大きく、体格差があらわになりました。
ただ井上選手は適正体重のバンタム級で減量が楽なためか、これまでになく終始明るい表情。身長差にも「予想通り」と自信を示しました。
https://twitter.com/MatchroomBoxing/status/998915129616969728
マクドネルに体重超過の心配の記者も
予備検診では、身長のほか、試合を統括する日本ボクシングコミッション(JBC)が任意での体重チェックを打診しましたが、マクドネル陣営はかたくなに拒否。
WBAでは前日計量まで予備計量というルールはないため、問題ないとはいえ、関係者やファンの間には「マクドネルは体重超過なのでは?」と訝しむ空気が広がりました。
身長175.5cmの一般男性の標準体重は約67kg。リミットが53.52kgのバンタム級では14kgも減量が必要です。
体重超過といえば、「意図的」ともいわれ、山中選手を倒して大ひんしゅくを買ったネリ選手や、減量に失敗し体調不良のまま王座を失った比嘉選手など、最近世界戦での失態が続いています。
マクドネル選手は事前の公開練習でも、記者の体重に関する質問を拒絶。
ボクシングでは、前日計量クリア後は無制限に食事をとり、試合当日には数kgも体重が増える選手も多いのが実情です。
記者の中には「まさかマクドネルはわざと体重を増やし、王座剥奪の上で井上尚弥に勝ち、自身の階級も上げようともくろんでいるのでは」と懸念する声さえ出ています。
ネットの反応は?
出典:https://goo.gl/73Eyn9
計量当日マクドネルが遅刻
マクドネルの体重オーバーに関して嫌な予感がしてなりません。
前日の計量でマクドネルが来ません。
マクドネルが計量に来ないらしい・・・
— 三吉参吉 (@fxfxpm) May 24, 2018
ネットでは非常に心配の声が広まっております。
私としても杞憂に終わればいいなとは思っておりますが。
井上の世界戦、かなり洒落にならない事態になりつつあるな。マクドネルがドタキャンにせよ、超減量苦で計量失敗にせよ、もうまともな試合にはならなさそう。がっかりだよ。
— 変愚の人◆QlCglYLW8I (@NGDC16) May 24, 2018
ん、なになに?
遅刻??— 有里🐤💕 (@yu0321ri) 2018年5月24日
マクドネル計量遅刻か。
嫌な予感するぞ。— カマダ (@kamadajpk) May 24, 2018
JBCのルールでは計量に遅刻をしたら失格だそうです。
今回はWBAで規約を見つけられなかったのですが、基本は「定刻時間までに」という文が入っています。
その定刻時間は13時ではないようです。
マクドネル計量に遅刻ってことは、きっちりウェイト落ちるまで粘ってるってことですよね、多分。。
— フーライヒロジ号 (@fuurai_hiroji) May 24, 2018
現在1時間遅刻中…
また、随時追加します。
1時間15分ほどたったところで計量が行われた情報が来ました。
https://twitter.com/in44y1/status/999519672755089408
杞憂で良かったです…。
まとめ
ここに来て浮上してきた体重超過疑惑。
マクドネル陣営は「4年間王座を守ってきて一度もそんなことはない!」と色をなして反論しますが、状況証拠はネリ選手のときのそっくりです。
汚い試合で「日本の至宝」井上選手が倒されるような醜悪な結果は、誰一人見たくないはず。
王者にはクリーンに戦ってほしいものです。
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