一部の海外ニュースサイトなどで、18日に「太陽フレア」が発生し地球に影響を与える恐れがあると報道されました。
日米の予報機関によるとそのような観測はなく問題ないそうですが、天候などの影響でめまいや頭痛、イライラ感などの症状を訴える人も少なくありません。
太陽フレアや天気の変化が、人の体に影響することは本当にあるのでしょうか。
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太陽フレアのせいでめまいがしたりイライラする人が続出!?
オーストラリアのニュースサイト「ミステリアス・ユニバース」などによると、ロシア科学アカデミーが「太陽フレアの活動が活発になり、3月18日に地球に影響を及ぼす可能性がある」との予報を示したそうです。
しかし日本の公的予測機関「宇宙大気情報センター」は「太陽面上に目立った活動領域はなく、太陽活動は引き続き静穏な状態が予想される」と、18日の観測結果を発表しており、米国の海洋大気庁も特に警戒予測などを出していません。
太陽フレアが地球に到達すると、通信機器が障害を起こすとされています。
そのほか「めまいや頭痛、イライラ感など人の健康面にも悪影響を及ぼすことがある」とする見方もあるそうです。
太陽フレアに限らず長雨、台風など気圧の変化で頭痛やめまい、イライラなどを感じる問題は最近話題になっています。
先日のテレビ番組でも、俳優の染谷将太さんが同じ悩みを告白して、ネットではかなり賛同の声が挙がりました。
太陽フレアは本当に問題ないの?
太陽フレアとは、太陽の表面で発生する爆発的なエネルギー解放現象です。
小さな太陽フレアは一日3回程度起きているとされます。
大規模な太陽フレアが頻発した2003年には、地球に到達して磁気嵐を起こし、人工衛星や通信機器に影響を及ぼしました。
太陽系外の恒星では超巨大な「スーパーフレア」がたびたび観測されており、これが太陽で起こると「地球は大混乱に陥り19世紀に戻る」との研究報告もあるそうです。
めまいやイライラの原因にもなり得るのでしょうか。
頭痛外来の専門医によると、気温差は原因になり得るものの、気圧などの天候変化自体は関連性が薄いといいますが…。
First moments of a solar flare in different wavelengths of light- @NASA_SDO captured it: http://t.co/F3uRjvYmPH pic.twitter.com/Lo2HaPi0sM
— NASA (@NASA) February 25, 2014
ネットの反応
出典:twitter
まとめ
先日ちょうど巨大太陽フレアで地球が滅亡する映画を見て、背筋が寒くなっていたところでした。
ただ映画では、主人公たちは特にめまいや頭痛は感じてなかったみたいでしたが…。
いずれにしろ、自然の猛威の前には、人間の存在は本当に微々たるものだと痛感します。
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