FIFAワールドカップロシア大会は準々決勝が始まり、メキシコに快勝したブラジルと日本に辛勝したベルギーという、世界ランク2位対3位の強豪対決が行われました。
試合はベルギーが電光石火の攻撃の後、ブラジルの猛攻をしのぎ切って2-1で勝利。
1986年メキシコ大会以来、32年ぶり2度目の4強となりました。
最新の海外の反応をまとめました。
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ベルギーvsブラジルの海外の反応
「事実上の決勝戦」ともいわれた世界トップチーム同士の対戦でしたが、「王国」ブラジルもベルギーの優れた戦略の前に敗れました。これで南米勢も姿を消し、4大会連続で欧州勢の優勝が確定したことになります。
海外の反応はどうでしょうか。
出典:https://youtu.be/t8IK0ZqfxNI
https://twitter.com/FIFAWorldCup/status/1015339045264723974
ネットが絶賛する3シーン
ネットや海外の反応では、ベルギーの速攻と組織的な戦いを称賛する声が多いようです。「守りに難あり」といわれたベルギーですが、日本戦の教訓か、ブラジル戦では徹底していました。
その1 日本戦のような電撃カウンター
電光石火の鮮やかなカウンターで日本を下したベルギーが、ブラジル相手にも再現しました。
前半31分、日本戦同様相手CKからそれは始まりました。
ブラジルのFWネイマール選手が蹴り出したCKをはね返すと、フィジカルを生かしてルーズボールを拾った超人FWルカク選手が加速。
自陣から敵陣まで一気にボールを運ぶと、右サイドから駆け上がるMFデ・ブルイネ選手に展開。
パスを受けたデ・ブルイネ選手がPA付近まで持ち上がって右足を振り抜くと、凄まじい勢いでボールがネットに突き刺さりました。
その2 セレソン、意地の猛反撃
ブラジルは後半から猛反撃を開始。ペースを握って猛攻を仕掛け続けます。
13分には、ガブリエルジェズス選手をドウグラスコスタ選手に交代。ベルギーは守る時間が長くなり防戦を強いられます。
ベルギーはE・アザール選手らがカウンターやドリブルで時間を使い、後半中盤から試合はこう着状態に。
するとブラジルは後半28分にレナトアウグスト選手を最後の切り札として投入。34分、コウチーニョ選手のPA左手前からの柔らかい浮き球に、駆け込んだレナトアウグスト選手が頭で合わせて、ついに1点を返します。
その3 「赤い悪魔」の堅い守り
しかしベルギーは「穴」とも言われた守りを固めます。
本来の3バックではなく、4バックを組み、中盤の底に並べた3人との連係でブラジルのサイド攻撃を抑えます。
身体能力の高さを生かし、ブラジルに対して球際の攻防で一歩も引かず。
ブラジルもシュートを放ち続けますが、GKクルトワ選手が見事なファインセーブを見せます。
ベルギーはアザール選手を前線に残したまま、守備を増員して後がかりに下げ、ついに逃げ切りました。
【2分でわかる #ロシアW杯】
ベルギー 32年ぶりのベスト4
ブラジル 1-2 ベルギー(準々決勝)
前半オウンゴールとカウンターでリードしたベルギーが逃げ切る。ブラジルは前回成績に届かず。これで優勝候補はヨーロッパ勢のみに。#ワールドカップ #WorldCup
見逃し配信公開!https://t.co/aqdTZk9ZE6 pic.twitter.com/NKY5HVFIfK— NHKサッカー (@NHK_soccer) July 6, 2018
まとめ
ベルギーは、日本戦の前評判通り、凄まじい攻撃力と個人技、組織力でブラジルを封じ、さすがの強さを見せました
次のフランスとの準決勝が、今度こそ「事実上の決勝戦」になるのかもしれません。
それにしてもブラジルはエース、ネイマール選手が終始冴えず。
無駄なPKアピール、大げさなケガの演技など「らしくない」プレーも目立ちました。
何やら「ビッグネーム」の苦闘が目立つ今大会のようです。
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