ほとんどのひとが子供の頃から歌って知っているひな祭りの歌詞に、間違いが2つあるという噂があります。
本当でしょうか。じっくり検証してみました。
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ひな祭りの歌詞は間違いが2つある!?検証してみた
昔若い時・・・というか小さい時、誰もが歌った覚えがあるひな祭りの歌。
覚えてますか?
「明かりをつけましょ、ぼんぼりに~」から始まる「うれしいひな祭り」の歌。
実は、この「うれしいひな祭り」の歌詞が間違っているのでは?という噂が!
本当に間違っているのか!?間違っているなら、一体何が間違っているのか!?
まずは歌詞から調べてみました。
ひな祭りの歌詞は間違いって本当?
ひな祭りの歌詞はこちらです。
慣れ親しんだ歌詞ですよね。
一体何が間違いなのか、これで覚えている為全くわかりません。
ちなみに、この歌詞の間違いは、2番「お内裏様(ダイリサマ)と おひな様」と、3番「 赤いお顔の 右大臣」だそうです。
<2つの間違いとその理由!>
まず、2番「お内裏様(ダイリサマ)と おひな様」です。
一般的には、「殿と姫」が並んでいるという意味と思われていますよね。
私もそう思っていました。
内裏(ダイリ)とは、天皇の私的区域のことを差し、御所、禁裏、大内などの異称もあります。
この内裏の中に紫宸殿(シシンデン)と呼ばれる場所があります。
ここは天皇元服や立大使、節会などの儀式が行われた正殿で、雛人形は紫宸殿で行われる、天皇と皇后の結婚式を模したお飾りなんです。
つまり、「お内裏様」は、殿だけを表すのではなく、殿と姫の両方を表す言い方なのです。
また、「おひな様」も男雛と女雛の二人で一対の事を表すんです。
ということは、「お内裏様(ダイリサマ)と おひな様」と言っているのは、意味としては同じ表現を二度行っているだけなんですね。
次に3番の「 赤いお顔の 右大臣(ウダイジン)」です。
雛人形の右大臣と左大臣は武官装束を着ています。
ところが、右大臣・左大臣は公卿(公家の中でも日本の律令の規定に基づく太政官の最高幹部として国政を担う職位)で、
闕腋袍(ケッテキノホウ)を着ない定めになっていたそうですので、いわゆる武官装束を着ないようです。
ということは、右大臣と左大臣と呼ばれている雛人形は、右大臣・左大臣ではないということになってしまいます。
そして、もう一つの間違いは、左右の違いです。
お雛様からみて右が右大臣、左が左大臣になりますので、私達からみると左側が「右大臣」、右側が「左大臣」になるんです。
ところが、私達から見て右側の大臣(左大臣)が赤い顔になっています。
つまり・・・「赤いお顔の右大臣」は、正解は「赤いお顔の左大臣」になるんです。
びっくりしました!
こんな細かく歌詞をみたのは初めてでしたので、本当に間違っているんだと驚きました。
実際、作詞をしたサトウハチローさんも、勘違いしたようですね。
3、ネットの反応
「うれしいひなまつり」についてネットの反応は?
歌詞が間違っているのも話題になっていますね。
童謡って、替え歌も流行りますね~。
まとめ
童謡って、幼稚園や小学校なんかで何気に教えてもらって歌うイメージだったので、こんなじっくり歌詞を見返したのは初めてでした。
かなり新鮮でした。
思っていた言い方と違った部分もあったり、歌うと案外全部覚えていたりもします。
女の子にはうれしいイベントのひな祭りの歌に、こんな隠れ情報があったなんて!
まだまだ他の童謡にも色んな隠しネタがあるかもしれませんね。
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