鳴り物入りでプロ野球の日本ハムにドラフト1位入団した清宮幸太郎選手ですが、オープン戦ではまだヒットを打てず、成績がパッとしません。
日本ハムでは「スーパースター」大谷翔平選手がメジャーリーグに移籍したため、清宮幸太郎選手を「新しいヒーローに」と求めるファンの期待は大きいようです。
ちょうど3週間後のプロ野球開幕までに、オープン戦はあと10試合ほど開催されます。
清宮幸太郎選手の成績は上向くでしょうか。
Contents
清宮幸太郎選手のオープン戦の成績がイマイチ
ドラフト会議で7球団が1位指名で競合した、久々の大物高卒ルーキー清宮幸太郎選手。
高校生史上最多の111本のホームランを打った野球界期待の逸材です。
しかし、プロデビューからこれまでオープン戦に5試合出場しましたが、7打数無安打、2三振と成績は低迷しています。
清宮選手は柔らかく豪快なバットスイングが持ち味。
しかしオープン戦に登板するプロの一線級投手相手では、攻略は簡単ではないようです。
ただ清宮幸太郎選手は、1月に練習で右手を負傷し調整が遅れた事情もあります。
先日の台湾のプロチームとの交流試合では、鋭い二塁打を放っていました。
日本ハムの首脳陣は「時間はかかる。今はプロのボールに慣れること。少しずつ前に進んでくれればいい」と、この時期の成績は気にしていないようです。
今日のオープン戦は14時試合開始!新人選手の紹介もありますよ⚾️#lovefighters #いちばん青い空にしよう pic.twitter.com/Jm4XGuJkFn
— 北海道日本ハムファイターズ公式 (@FightersPR) March 3, 2018
清原和博元選手のオープン戦を振り返る!
実は、清宮幸太郎選手もファンも「安心」できる(?)過去データがあります。
プロ野球の歴史を振り返れば、オープン戦の成績ほど当てにならないものはないといえるのです。
清宮選手と同じように大物新人として入団し、引退までに2000安打、500本塁打以上を放った名選手、清原和博氏も、1年目のオープン戦成績は散々でした。
10数試合で打率は2割ちょっと、三振が多くホームランはゼロ。
ところが開幕後はオープン戦が嘘のように打ちまくり、打率3割4厘、ホームラン31本で新人王に輝きました。
球団自体、オープン戦で好調なチームは意外と公式戦では成績が落ちる例が多いというジンクスもあります。
清宮選手が憧れる球界のレジェンド・王貞治氏も、新人時代は三振ばかりで「三振王」と揶揄されたものです。
オープン戦とは、あくまで自分の調子をあれこれ試すテストの場に過ぎないのです。
ネットの評価・反応
出典:Twitter
まとめ
悩める清宮幸太郎選手と奇しくもシンクロするかのように、海の向こうに渡った二刀流スター、大谷翔平選手もメジャーのオープン戦ではこれまで11打数1安打と、はやり成績はイマイチです。
しかし二人とも、今は虎視眈々と「仕込み」に励んでいる時期。
シーズンに入れば徐々に調子も上がってくるでしょう。
焦らずじっくり取り組んでほしいと思います。
とにかく一ファンとしては、今はケガだけはしないで!と祈るのみです。
この記事へのコメントはありません。