野球の侍ジャパンは3、4日の両日、豪州代表と強化試合を行います。
先日侍ジャパンメンバーが稲葉篤紀監督から発表されましたが、その中に巨人の坂本勇人選手の名前がありませんでした。
坂本選手は侍ジャパンの常連で守備、打撃の中核です。
今回坂本選手はなぜ外れたのでしょうか。
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侍ジャパンメンバーに坂本選手がいないのはなぜ?
今回の強化試合は年齢制限のないフル代表で行われます。
昨年7月にスタートした稲葉ジャパンでは初のトップチームでの試合となります。
稲葉監督は東京五輪での金メダルを目指しており、五輪での対戦が予想される豪州戦は、強化試合とはいえ重要な試金石といえます。
その侍ジャパンメンバーに今回、坂本選手のほか、フル代表不動のエースである菅野智之投手(巨人)も選ばれませんでした。
なぜ外れたのかについて、稲葉監督は「彼らの実力は分かっている。若い選手を多く見たい」と理由を語りました。
プロ野球開幕間近の中、昨年Bクラスの巨人は今季は優勝が至上命題。
巨人の主力でもある二人は、代表では既に実績十分でもあり、今回は自チーム調整に専念させようという稲葉監督と巨人側双方の狙いがあるようです。
稲葉監督の戦略は?
強化試合はいわばテストですが、五輪に向けて相手のデータを収集する上では重要な機会です。
稲葉監督は今回坂本選手ら以外の主力の常連組のほか、プロでもまだ実績が少ない若手の有望選手を多く選出しました。
堀瑞輝投手(日本ハム)や甲斐拓哉捕手(ソフトバンク)らがその例です。
稲葉監督は「代表入りしたら、皆がレギュラー目指してほしい」と強調。
侍ジャパンメンバーには主将も当面置かず、選手同士が意見をぶつけ合い、競争しながら、理想のチームに仕上げていく戦略を描いています。
ネットの反応
出典:Twitter
まとめ
東京五輪まであと2年半。
遠くはありませんが、野球のベストチームを組むにはまだ時間があるともいえます。
侍ジャパンの稲葉監督には、強化試合などを通じて少しでも多くの有望な若手に国際試合を経験させ、今後の成長に期待し、本番に向けてチームの厚みを出したい、という思いがあるような気がします。
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