16強で惜敗した日本戦から一夜。FIFAワールドカップロシア大会は決勝トーナメント1回戦が終了し、8強が出そろいました。
ウルグアイ、フランス、ブラジル、ベルギー、ロシア、クロアチア、スウェーデン、イングランドです。
さて優勝国はこの中のどの国でしょうか。
ところで、W杯の優勝国には、あるジンクスがあるのをご存じでしょうか。「本ページはプロモーションが含まれています」
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ワールドカップ優勝国にはジンクスがある!?
サッカーW杯は1930年から4年ごとに開催され、今回で20回目です。
これまでの優勝国は意外に少なく、8カ国しかありません。
ウルグアイ、ドイツ、ブラジル、イングランド、アルゼンチン、イタリア、フランス、スペインです。
この8カ国にはいろいろ共通点があり、それが「W杯優勝国のジンクス」と呼ばれているわけです。
いくつか、主なジンクスをご紹介しましょう。
5つのジンクスとは?
90年近い歴史のあるサッカーワールドカップ。
世界の国別最強チームを決める、サッカー界最高峰の大会ですが、名誉ある優勝国にはいくつかジンクスがあります。
その1 初優勝は必ず自国開催
過去の8優勝国のうち、5国は初優勝を自国開催の大会で飾っています。
1930年ウルグアイ、34年イタリア、66年イングランド、78年アルゼンチン、98年フランスです。
ということは、今回はロシアに可能性が残ることになります。
なお欧州開催の大会で、ほかの大陸連盟のチームが優勝したのは58年スウェーデン大会のブラジルのみ。
今回も8強は欧州勢がほとんどですから、そうなるのか…。
その2 外国人監督は優勝できない
これまでの優勝国はすべて監督が自国民。前回ブラジル大会も4強はすべて自国監督でした。
やはり、独自のサッカー文化をまとめるには、その文化を知る監督がいいということなのでしょうか。
今回の8強のうち、自国監督でないのはベルギーだけです(=スペイン人のマルティネス監督)。
日本が惜敗した相手だけに「優勝して」という声も多いベルギーですが、ジンクス上は無理なのでしょうか…。
その3 20年周期で新しい優勝国が誕生する
W杯は、20年前の1998年大会でフランスが初優勝。さらにその20年前の1978年大会ではアルゼンチン、1958年大会ではブラジルが初制覇しました。
ということは今年は新しい優勝国が誕生するジンクス。
つまり、優勝経験国は優勝できないわけです。するとウルグアイ、ブラジル、フランス、イングランドは圏外!?それともついにジンクスの一つが崩れるのか…。
その4 バロンドールの呪い
サッカー選手最高の栄誉、バロンドール(世界最優秀選手)。
前年にバロンドールを受賞した選手の国は、なぜかこれまでW杯で優勝していません。
前回大会はロナウド選手擁するポルトガルが1次リーグ敗退。2010年大会のメッシ、2006年大会ではロナウジーニョ選手も、8強で消えました。
今回も、昨年受賞のロナウド選手がまたも失敗し、ジンクスは継続中。過去15人が挑戦して優勝国なしです。
その5 コンフェデ杯優勝国は優勝できない
歴史は浅いのですが、1990年代からW杯の1年前に「プレW杯」のように開かれてきた、FIFAコンフェデレーションズカップ。
この優勝国が翌年のW杯を制した例も過去にありません。
事実、昨年優勝国のドイツは今回何と予選敗退でした。
ただコンフェデ杯は昨年で廃止されましたので、ジンクスとしてはドイツで終了となります。
優勝国はどこ?ネットの反応
出典:twitter
まとめ
五つのジンクスをご紹介しましたが、よく考えると日本は結構資格があったのですね!
今回が最後のW杯と話した本田選手が夢見ているように、将来いつか優勝国リストに「日本」が載って、新たなジンクスが作られるといいですね。
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