今季から米メジャーリーグ(MLB)のサンディアゴ・パドレスに移籍した牧田和久投手の投球がすごいと、海外の反応がざわついています。
独特な下手投げで多彩な球種を繰り出し、打者を幻惑する投球術。
牧田和久投手の球種って一体どのくらいあるのでしょうか。
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牧田和久投手の海外の反応は?メジャーでサブマリンは通用する?
牧田和久投手は静岡県出身の33歳。
社会人から2011年にプロ野球の西武ライオンズに入団し、抑えで成績を挙げ、その年新人王を獲得。
サブマリン(下手投げ)と多彩な球種、投球術で中継ぎ、抑えの切り札としてその後も活躍し、今季からメジャーへの挑戦を表明。
ポスティングシステムでパドレスに移籍しました。
国際試合では希少な下手投げとあって、日本代表「侍ジャパン」にも何度も招集されています。
メジャーの主力選手も参加した14年の日米野球では、得意の球種を駆使して1イニングを無失点に抑え、この試合、日本代表のノーヒットノーラン達成に貢献しました。
牧田和久投手がメジャーの強打者を打ち取る様子には、海外の反応でも驚きの声が並びました。
出典:上記YouTube
牧田和久投手、果たしてメジャーでも通用するのでしょうか。
牧田和久投手の球種はどんだけある?
牧田和久投手のすごさは球種の多さと巧みな投球術にあります。
持っている球種はストレート、スライダー、カーブ、シンカー、チェンジアップ。
地面すれすれから投げるストレートは時速130キロ足らずですが、打者からは浮き上がって見える上、握りを変えるなどして微妙に強弱を投げ分けています。
投球テンポもあえて早くし、フォームも時々変えて打者のタイミングをずらします。
そして球の回転数を変えることで、遅いストレートでも打者に速くキレがあると感じさせます。
このように打者心理を読み、緩急を巧みにコントロールするのが牧田和久投手の持ち味です。
まとめ
メジャーにも下手投げ投手はいて、必ずしも「珍しいからマキタの球が打てない」ということではありません。
メジャーでは剛速球や高速変化球の「パワーピッチャー型」が多いため、牧田投手のような変幻自在なスタイルは、すぐには対応が難しいという面があるのでしょう。
ただそこは、さすがは世界最高峰の野球リーグ。
実は似たタイプの技巧派投手も結構おり、メジャーの打者もただ者ではありませんので、長いシーズン中にはいずれはアジャストしてくるでしょう。
牧田投手自身も変化し続ける必要がある。それこそがメジャーでの戦いだといえそうです。
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