野球の日本代表「侍ジャパン」が3、4日の両日、豪州代表と強化試合を行いました。
第1戦では侍ジャパン先発の千賀滉大投手(ソフトバンク)が、6者連続三振という完璧な投球を見せました。
決め球「お化けフォーク」には海外からも感嘆の声が。
メジャー評価がさらに高まったようです。
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千賀滉大投手はメジャー評価も高かった
千賀投手はプロ野球ソフトバンクで先発の柱の一人。
昨年は13勝を挙げ最優秀勝率のタイトルを獲得、日本一に大いに貢献しました。
昨年3月には野球世界一を決める第4回WBCに出場し、やはり圧巻の投球を披露。
得意のフォークボールで、米国など海外チームの並み居るメジャーリーガーから三振の山を築きました。
千賀投手はこの活躍で、WBCでは日本人で唯一、大会のベストナインに選ばれました。
スタンドにはMLB(メジャーリーグ)のスカウトも視察に来ており、メジャー評価がうなぎ登りになりました。
それに加えた今回の活躍。
メジャー評価は一段と上がったようです。
千賀滉大投手のフォークはやばい!
千賀滉大投手の決め球、フォークボールは「お化けフォーク」と呼ばれます。
フォークボールは直球のような軌道で投球され、打者の手前でストンと落ちるものです。
投げる際、食器のフォークを刺すようにボールを持つことからこう呼ばれます。
千賀投手のフォークは、スピードが直球並みの速さで、打者が打つ瞬間に突如地面近くまで落ちるため、一瞬「消えた」ように見えるそうです。
「お化けのように消える」ということから「お化けフォーク」の異名になりました。
プロ野球各チームの主力バッターでさえほとんど打てず、「あのフォークはかなりやばい」という声がもっぱら。
WBCや強化試合で初めて見た海外勢からは「ワオ!これはすごいフォークだ」と驚きが上がり、メジャー評価も非常に高かったようです。
試合終了
ENEOS 侍ジャパンシリーズ2018
日本 2 – 0 オーストラリア
オーストラリア相手に16奪三振の完封リレーで接戦を制すhttps://t.co/Rd50RlhOFS#侍ジャパン pic.twitter.com/mgVuAiTBZH— 野球日本代表 侍ジャパン 公式 (@samuraijapan_pr) March 3, 2018
海外の反応は?
出典:Twitter、Deadspin、YouTube
まとめ
千賀投手は甲子園にも出ていない、野球では無名の愛知県の高校出身で、育成契約といういわば「お試し」のような形でプロに入りました。
当時の年俸はわずか270万円。
ところが秘めた才能はずば抜けていました。
どんどん頭角を現してプロ野球を代表する豪腕投手となり、年俸はプロ入り後7年間で50倍近くの1億円以上に!
まさに現代のジャパニーズドリームのようです。
千賀投手は昨年、球団に将来のメジャー移籍の希望を伝えています。
世界最高の舞台で、華々しく活躍する姿を期待したいものです。
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